一宮エリア
かつては国分寺が置かれ、また甲斐国一宮の浅間神社もある古代甲斐の国の中心だった地域。桃の一大産地であり、春に桃の花のピンクの絨毯が広範囲に見られることでも有名。また葡萄の栽培も盛んで、町内にはワイナリーも数多く点在しています。「大神幸祭り(おみゆきさん)」「大文字焼き」などの伝統的な祭事や「桃の里花まつり」「桃の里マラソン」などイベントも多彩。縄文時代の遺跡から出土した土器、土偶などが豊富に展示されている釈迦堂遺跡博物館も見どころの一つ。
地理
甲府盆地の東縁に位置し、町の北西部は平地、南東部は山地。
歴史
縄文時代の遺跡群からこの地域が大規模集落であったことが伺えます。古代甲斐の国における中核地域。昭和初期の養蚕不況を契機に果樹栽培へと移行し、桃の生産地として成長。
見どころ
青楓美術館
画家、津田青楓と親交のあった歴史家、故・小池唯則氏により開館。所蔵されている作品は500点を超え、画業のほか趣味も広く、人間的魅力に溢れる人柄がうかがえる作品が多く展示されている。→レポートへ
甲斐国一宮 浅間神社
富士山大噴火の翌年、現在地に移された県内では最も古い神社の一つ。境内には一花に二つの実をつける夫婦梅が県天然記念物としてあります。春には水防祈願のおみゆき祭りが行われます。→公式サイト
甲斐国分寺跡
奈良時代に全国に建てられた国分寺の一つ。塔跡の巨大な礎石が当時の面影を伝える。300mほど下ると国分寺があり、周辺は桃畑が多く、春には散策を楽しむ多くの花見客で賑わいます。→笛吹市の施設紹介へ
山梨県森林公園 金川の森
金川沿いに広がる水害防備保安林を森林公園として整備されました。人間だけでなく森に住む小動物にも優しい環境の中、四季折々の自然を満喫し、楽しむことができる公園です。→レポートへ
釈迦堂PA(下り)
一般道からの入場可。PAの名物、16種類のラーメンと定食が地元でも大人気。建物南側の階段を上ると釈迦堂遺跡博物館があるので高速道路を降りなくても旅の途中で立ち寄ることができます。→公式サイト