体験レポ 『農家で桃を買ってみました!』

梅雨も明け、本格的な夏到来です。市内の桃畑では、たわわに実った果実がおいしそうに色付いてきましたよ! 桃は笛吹市の特産品。お土産としてはもちろん、贈答品としても大変人気があります。市内のいたる所で買えますが、その方法も色々です。レジャーを兼ねるなら、やっぱり観光農園。自分で収穫した果実の味は格別です。素敵な思い出も作れます。また、直売所にも採れたての桃が並びます。日によっては売り切れてしまうこともあるので、早めの時間に行くのがおすすめです。もちろん、地元のスーパーでも、手軽に買い求めることができますよ。

そして今回ご紹介するのが『農家さんから直接買う』という方法です。実はレポーターのミーシャも初体験!桃農家さんって、いったいどんな所なんでしょうね?ワクワクドキドキ…。では、さっそく行ってみましょう!

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農家さんのお宅の敷地に入っていくのは、ちょっと緊張します。 軽トラックの荷台で黙々と作業されている男性に声をかけてみました。 「すみません、桃を売っていただきたいのですが…」

今日お邪魔した桃農家さんは、御坂町の保崎さんです。その日の朝収穫したばかりの桃を選別、箱詰めなさっているところでした。 繁忙期真っ只中のこの日も、たくさんの収穫があったようで、皆さん出荷作業に追われてお忙しそう。それでも、作業の手を止めて、「いいですよ。」とにこやかに応対して下さいました。保崎さん、ありがとうございます!

桃を一つずつ選別する保崎さん。収穫したばかりの桃からは、甘い香りが漂っています。そしてその横では奥様方が箱詰めの作業中。美しく色付いた大きな桃が、一つ一つ丁寧に緩衝材で包まれます。大事に大事に箱に詰められていくその様子は、まるで赤ちゃんに接するかの様です。農家さんの桃への愛情を垣間見たような気がしました。

「これは何と言う品種ですか?」とお尋ねすると、「『なつき』だよ。」と教えて下さいました。ミーシャにとっては初めて聞く名前。すると、保崎さんが「食べてみてごらん。」と、その一つを下さいました。「わ~!ありがとうございます!」大感激するミーシャです。保崎さんに「そのままガブッとね。皮のところがうまいんだよ。」と言われて、生まれて初めて皮付き桃を丸かじりしてみました。おぉ~、これは甘くてジューシーです!そして驚いたのは、カリッと爽やかな歯ざわり。なんだか桃じゃないみたい!このカリカリした固い食感は捥ぎたての桃だけのもの。産地ならではの味わいです。もちろん、このまま数日追熟させれば、桃らしいとろけるような食感も楽しめるそうです。

お話しているうちに、保崎さんのご好意で桃畑を見せて頂けることになりました。 うっすら色付き始めた『浅間白桃』の畑は、地面のシートに光が反射してなんだか幻想的な美しさでした。たわわに実る桃の実が本当に可愛らしいです。これから紅くなっていくのが楽しみですね。

「桃の収穫はタイミングが大事だから、雨が降っても休めないし、時間に追われるようだね。」と語って下さった保崎さん。いつも何気なく食べていましたが、農家の方の大変なご苦労があって、おいしい桃を食べられるのだと実感するミーシャです。

保崎さんは桃の他に、葡萄も作っていらっしゃいます。桃畑のお隣の葡萄畑も見せていただきました。小ぶりな青い房が元気に成長中でした。こちらが食べ頃になるのはもうちょっと先になりそうです。 葡萄畑に沿って歩いていると、畑の脇に小さな石塔を発見しました。「これは何ですか?」と保崎さんにお尋ねしたところ、「この辺りに昔から奉られている尾山七天神の一つだよ。」と教えていただきました。のどかな風景に心が和みます。

広い敷地内にある保崎さんの母屋は、なんと萱葺き屋根。現在、外側はトタンで保護されていますが、家の造りは昔のまま。もう130年くらい経っているそうです。すごい!お庭には昔ながらの井戸もありました。今では本当に貴重ですよね。大切に残されている古いものを見ると、懐かしいような、温かい気持ちになるのでした。

笑顔が優しくて、お話も上手な保崎さん。実はご自身の畑の葡萄を使った自家用のワインを作っていらっしゃるそうです(委託醸造)。お蔵の中に寝かせてあった、ご自慢の貴重なワインを見せていただきました。その名も『富士の夢』。もちろんオリジナルラベルです。美しい瓶の中で、保崎さんのロマンが熟成中です。

初めて訪れた桃農家さんでしたが、保崎さんのお人柄のせいか、初めてお会いした気がしないのでした。懐かしい親戚のお家に遊びに来たような暖かさを感じました。畑を見せていただいて、こんな気持ちの良い場所で、健康的に育てられた桃なのだということも、実感することができました。すごく楽しかったです!また来たいなぁ…。全国発送もしていらっしゃるそうなので、今度お願いしようかな。 保崎さん、お忙しい中、本当にありがとうございました! 捥ぎたてのおいしい桃に加え、農家さんとの心温まるふれあいを経験できて、大満足のミーシャなのでした。(取材:さっさ&ミーシャ)

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※農産物は天候に左右される為、日によっては、一般の方に販売する桃の無い事もあるそうです。また、農家の方はご本業が優先される為、お客様に対応できないこともあるそうです。訪問前に必ず電話で確認をして下さい。

 

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