今日はくるみちゃんとケケロに「花鳥山の一本杉」と「桃農家」を紹介してもらいます。
早速、笛吹市にある花鳥山に来ました。この花鳥山には約5000年前の縄文時代の集落遺跡があり、甲府盆地や南アルプス連峰まで見渡すことができる眺めのいい場所です。
夜は甲府盆地の素晴らしい夜景が眺められます。特に冬は空気も澄んで、オススメ!
花鳥山には駐車場が整備された小さな公園があり、東屋やベンチ、トイレもあるので、ピクニックにも最適。特に桜や桃の花の時期にはたくさんの人で賑わいます。また、ここは浅間神社の境内でもあり、御坂町と八代町をまたいで「花鳥山の一本杉」という巨木がそびえています。昔、ヤマトタケルがこの地を訪れた際、お弁当を食べた時に使った箸を地面にさしたらこの木になったという伝説があります。
「花鳥山の一本杉」は2本の杉の木が合着して1本となった巨木で、笛吹市の天然記念物に指定されています。今まで何度も雷が落ちて焼け焦げた跡も見られますが、今は避雷針を付けているので落雷の心配はありません。 大きさ(樹高25メートル、根回り8.67メートル、目通り範囲8.06メートル)
実はここ花鳥山の公園は、御坂町出身のアーティスト「レミオロメン」のプロモーションビデオ撮影地でもあります。春は桜や桃畑の花が咲き、お花見をするのに絶好のロケーションです。
花鳥山から数分下ったところにある桃農家さんにお邪魔しました。今日お世話になる杉岡さんです。杉岡さんは「花鳥山ウエディングセレモニー」の会場となった桃畑の持ち主でもあります。
杉岡さんのお家にあがらせていただきました。杉岡さんのお宅は築120年以上の歴史ある建物で、昔は養蚕をしていました。そのため、窓は大きく家も3階まであります。
くるみちゃん、すっかり馴染んでいますね~。
それでは早速、桃の収穫に向かいましょう!!
ここでくるみちゃんは“野良(のら)ガール”にへ・ん・し・ん!!
うーん、かわいいですねぇ~。帽子と手甲で日焼け対策もばっちり!
ここで「野良萌え」という新語が生まれました(笑)。
桃畑へ到着。大きな桃がたっくさんなってます。今、この地域では浅間白桃が収穫の最盛期です。
桃の収穫はタイミングの見極めが大切!共撰所ごとの「出荷目合わせ会」で色づき方や形などを確認し合い、それに沿って農家さんは収穫時期を決めます。お天気に左右されるので、収穫作業は本当に大忙し!くるみちゃんの選んだ桃は色もきれいだし、まさに穫り時かな?
早速穫ってみましょう。桃を優しく扱って、回して・・・はい、穫れました!
さあ、杉岡さんのお家の縁側で、収穫した桃をいただきましょう。くるみちゃん、お味はいかが?
穫りたての桃だから新鮮!カリカリ梅のような歯ごたえなのに、実はとーっても甘くてみずみずしい!桃産地ならではの特権です。
猛暑の中の撮影でしたが、くるみちゃんは野良ガールとして大活躍!花鳥山の風景や美味しい桃、杉岡さんの素敵なお家に感激していました。今日一日ですっかり笛吹市のとりこになったようです。
くるみちゃん、ケケロ、今日は本当にお疲れ様でした!(取材:ミーシャ)
取材日:2010.8.1