御坂エリア
町の南北を通る御坂路(鎌倉街道)は古代、甲斐の国と都を結ぶ官道として多くの人の往来で賑わった歴史のある道。桃、葡萄などの果樹栽培が盛んでフルーツ狩りが楽しめる観光農園も多い。バラの栽培も行なわれ、その品質は市場で高い評価を得ています。「みさか桃源郷公園」「御坂路さくら公園」は春には大勢の花見客で賑わう花の名所として人気。町の南東部は御坂山系の山間部にあり、山梨百名山の山々や御坂峠を中心としたハイキングコースもあり自然が満喫できるエリア。
地理
甲府盆地の東縁に位置し、町の北西部は比較的平坦な地形。南東部は御坂山系に属する山間地域。
歴史
古代甲斐の国において後期国府が置かれ、東海道支路である御坂路が官道としての役割を果たしました。明治40年の大水害では町北西部の平地部が被害。戦後、養蚕業から果樹栽培へ転換。
見どころ
花鳥山
「花鳥山の一本杉」と呼ばれる巨大な杉は、実は二本の杉の融合木。その周りを囲む桜と周辺の桃畑の開花期には華やかな花の競演が見られます。甲府盆地から遠く南アルプスに向けての眺望も見事。→桃の開花情報へ
山梨県立博物館
豊かな木々に囲まれた中に建つその館内では主に山梨の歴史、文化に関する資料を展示。国宝や重要文化財などの実物や海外の貴重な資料を紹介する企画展も毎回興味深い内容で関心を集めています。→公式サイト
みさか桃源郷公園
約1万2千坪の敷地内には大きな池を中心に芝生広場や自然を最大限に生かした散策路があります。周囲を桃畑に囲まれ、春には桃の花が楽しめる抜群のロケーション。夜景スポットとしても人気。→夜景スポット特集へ
御坂路さくら公園
山地の起伏を生かした園内はバーベキューや釣り、キャンプなどアウトドアライフが満喫できます。頂上の展望台は甲府盆地が遠望できるビューポイント。春には約2千本の桜に彩られます。→桜の開花情報へ