紅葉特集:行ってみるじゃん♪もみじ狩り

Donガバチョおすすめ!金川の森ハイキングコース

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金川の森・ハイキング注意事項

※他のスタッフが歩いたハイキングコースとは違い、やや距離はありますが公共エリアを歩くフラットなコースとなりますので注意事項も少し内容に違いがありますので、ご一読下さい

  • ■帽子や長袖シャツ、サングラスなどの紫外線避けと、体温調節のし易い服装に心がけて下さい。
  • ■公園内各所に自動販売機などありますが、水分補給用の飲料を持参して下さい。
  • ■基本的には平坦なハイキングコースですので、履き慣れたスニーカーやウォーキングシューズがベスト、トレッキング用の靴でなくてもOK!
  • ■コース内の自然を守るため樹木の枝などは折らないで下さい。
  • ■コース内での飲食は出来ますが、ゴミは必ず持ち帰ってください。
  • ■火気の使用はできません。
  • ■一部、一般道を歩きますので交通に十分注意して下さい。
  • ■コース距離は約7.5kmですが、森内のコース取りによって若干変わってきます。
  • ■その他、公園利用についての詳細はこちら→http://www.morimori-yamanashi.jp/mori-station-annai.htmにてご確認下さい。

コース概要

山梨県森林公園「金川の森」は平成8年、御坂山系の懐より流れる「金川」の水害防備保安林を活かして整備された森林公園です。流域に、どんぐりの森・こもれびの森・スポーツの森・さくらの森・ふれあいの森・かぶとむしの森と六つのエリアを設け、自然を感じ、自然に触れ、自然に親しむ事が出来る様々なテーマを持った公園(コース)となっております。一部一般道を利用しますが、全エリアを歩くと約10kmほどの距離となりますが、平坦なコースとなっておりますので、森を歩くハイキング&ウォーキングとして楽しめます。また、なんと言っても中央自動車道「一宮・御坂インター」
横にあり、首都圏からのアクセスが良いのも特徴です。

「森林公園 金川の森」管理棟よりハイキング&ウォーキング、スタート!
(1)森の住人達 → (2)経塚古墳 → (3)石積みの堤防(かすみ堤) → (4)ドングリとヌリカベ → (5)森のかけ橋 → (6)治水広場 → (7)ここからはウォーキングモード → (8)ふれあいの森 → (9)かぶとむしの森 → (10)寄り道 → (11)さくらの森 →「森林公園 金川の森」管理棟(ゴール)

★所用時間 往復約3時間30分(各所観察、及び昼食時間含む)

見どころ&ポイント

(1)森の住人達

管理棟を出発し森へ入ります。管理棟裏側の池の鯉、鴨、そして森の主なのか?威風堂々とした風体の猫君。勿論多くの野鳥たちが囀り、金川の森は住人達で賑やかだ。他にも、森の中には小動物の棲み家と思しき穴などあり、森の恵みが生きています。

 

森を進むと、カラダの隅々まで心地よい空気が染みわたる、、、、。自然の力、森林セラピーなるものも分かる気がする。

 

(2)経塚古墳(東側に少し行くとトイレあり)

森を進み、何やらお山のような形が見えてきました。古墳時代後期(7世紀前半頃)に造られた古墳だそうで、1994(平成6)年に森林公園建設事業に伴って発掘調査が実施され、この調査で、八角形の平面図をもつことが明らかになり、県内唯一の大変貴重なものとして県史跡に指定されたそうですよ。(県ホームページより抜粋)
詳しくはこちら

さらに森を進むと、夢の~坂道は~木の葉模様の石畳♪、、、なんて「俺たちの旅」に出てきそうな、趣と懐かしさの入り交じった風景が、、、。

 

(3)石積みの堤防(かすみ堤)

このエリアで目を惹くのがこの石積みの堤防。元々この金川は御坂山系の雨を受け、一気に下ってくる暴れ川として恐れられていました。その為、水害防備保安林として流域に林がいくつも形成されていますが、同様に堤防も築かれており、そのいくつかが森の中にあります。堤防の上が小径と化し覆い被さるコナラやクヌギの木々が、見事に森のトンネルをつくり異次元空間を魅せてくれます。上にも書きましたが、個人的には、この辺りを中村雅俊、田中健、秋野太作ら3人が歩いていそうで、かなりいい感じ。

 

そして、さらに森を進むと、木漏れ日の丘。森のかけ橋の手前に出た。

 

(4)ドングリとヌリカベ(周辺北側にトイレあり)

管理棟からスタートし、「森のかけ橋」を渡るまでのエリアは正に「どんぐりの森」。こうやって目線を落とすとあちこちにドングリが、こうしてあらためて見てみると、何だか可愛いですよねぇ、もう至る所にドングリがいっぱい!いっそのこと集めてネイチャークラフトに挑戦、なんてのも良いんじゃないでしょうか。そして、森のかけ橋を渡る手前の丘にはナント「ヌリカベ~」みたいな石のオブジェ。他のものに見えなくもありませんが、今回はヌリカベということで、、、。

 

丘を進むと、一気に視界が開け森のかけ橋へ。

 

(5)森のかけ橋(南側にトイレあり)

「どんぐりの森」から「スポーツの森」へ架かる橋の上、つまり金川上空?なのですが、気持ちよく御坂山系から金川を下り、大蔵教寺山方面へ向けてロケーションを楽しめます。チョットうれしいのは橋の欄干にご覧のような紅葉をステンドガラス調にあしらった装飾です。他にも雪の結晶などあり、この場所が四季を通じて楽しむことが出来るんだということがすぐにわかります。晴れ渡ると南アルプスも一望(左下写真)

 

森のかけ橋を渡り、ぐる~っと回ってスポーツの森へ。

 

(6)治水広場(スポーツの森)

エリア的には「スポーツの森」なのですが、ターゲットバードゴルフ場を通り過ぎると見えてくるのが治水広場です。かすみ堤を連想させるモニュメントと、堤防の決壊を防ぐ為に置かれた聖牛(せいぎゅうと言うらしい)。武田信玄の戦国時代、甲州が発祥の地らしい、、、。間近で見ると、結構迫力ありますね。そしてここは芝生エリアが広くありますので、小さな子供も安心して遊べますよぉ。

治水広場を過ぎ、信号機のある県道「四の橋線」を渡ります。

 

(7)ここからはウォーキングモード

治水広場を抜けて、サイクルステーションを左手に県道四の橋線を横切り、金川の土手を下ります。ここからは森の横を歩き、ハイキングと言うよりもウォーキングモードで歩きましょう。昨年秋から河川に繁茂した雑木を伐採し、視界も大きく開けました。お陰でこのルートのウォーキングも気持ちよく歩くことが出来るようになりました。途中、東屋付近を左折し森へ入ると、いきなり「とまれ」「いっぽうつこう」の看板。森の中に交通標識って、どうして?と思いましたが、そういえば、この森はマウンテンバイクの走路にもなっている事を思い出しました。まぁ、森の中とはいえども仕方ないですねぇ、、、、。

 

土手を下り中原橋を渡ったところを左折して金川サイクリングロードに入ります。

 

(8)ふれあいの森(トイレあり)

サイクリングロードを歩くこと10分。橋をくぐり抜け鋭角に逆へ土手を上がります。上がるとすぐに「ふれあいの森」看板が見えてきます。入り口付近に新たに植えられた何種類もの紫陽花。地元石和町坪井区の人たちや地域のボランティア、協賛企業様によって「クレナイ」「富士の滝」「楊貴妃」など9品種900本の紫陽花が植えられ、紫陽花園が造成されました。そして再び森の中へ、、、するとここへ来て初めて気がついたのですが、なんとベンチが木の葉型!葉先のとんがり具合が気になりますが、場所が場所だけに変に納得。

 

ふれあいの森を金川に沿って英橋まで下ります。橋を南に渡り折り返すと、かぶとむしの森に入ります。英橋の上から歩いてきた「ふれあいの森」歩行を望む

(9)かぶとむしの森(トイレあり)

ふれあいの森を通り抜け、「英橋」を渡ってUターン、かぶとむしの森に入ります。名前はかぶとむしの森ですが、果たしてどれくらいのカブトムシが生息するのかは定かではありません。しかしながら、この森は昆虫や野鳥、水生生物を観察することができる、豊かな自然にあふれた森です。また奥へ進むとバードデッキも施され野鳥の写真も掛けられています。気のせいか鳥のさえずりも一際大きく聞こえるように思えました。
詳しくはこちら

 

かぶとむしの森を東に進み、右手に団地を見ながらしばらく行くと南へ向けた出口が見えてきます。そこを出るとすぐに「桔梗屋」の一宮工場が現れます。

 

(10)寄り道

実はかぶとむしの森の南側には「桔梗屋」さんの工場があります。以前「周遊バスの旅」で紹介しておりますが、ここまで来たらならチョット寄り道を、、、、。

桔梗屋から戻り、新坪井橋をくぐり抜け坪井橋を渡って金川サイクリングロードを戻ります。中原橋の巨大桃のオブジェを右手にそのまま真っ直ぐ、さくらの森へ入ります。

 

(11)さくらの森(トイレあり)

ここまで歩くと意外と続くなだらかな坂にややお疲れモード。一踏ん張りして「花見台」で一休み。小高い上からのロケーションは森の2階って感じでなかなかです、、、。この森は、春には50種類の桜、夏には香り木、秋には十月桜など、一年を通して花と香りが楽しめる森です。ご覧のようにさくらの種類が分かるように、看板も立てられています。さて、このハイキング&ウォーキングもあと少し、ここを降りてさくらの森をくぐり抜け管理棟のある金川の森まで戻ります。

 

 

そして何とかゴール!

実際に歩いてみた感想(ふぅ~っ)、、、。

管理棟をスタートし金川の森のメインとなる「かぶとむしの森」に入ると一瞬にして郊外の騒音が和らぎ、野鳥のさえずりとフィトンチッドの香りが余計に森を感じさせてくれました。自然の地形を活かした公園は、クヌギやコナラなど雑木が繁り、サクラが覆い被さる石積みの堤防(かすみ堤)上は小径となり、遊歩道も含め心地よく歩を進めることが出来たのは、きっとそんなシチュエーションからでしょう、、、。森を抜けた橋の上からは御坂山系をバックに金川を上から下まで一望でき、間近に迫る紅葉も(四季折々の景観を)壮大なロケーションで見ることが出来ると同時に、流域を降りてくる風をも体感でき、ここの場所に居るだけでも十分満足できました。そしてスポーツの森を抜け川沿いを下るサイクリングロード経由でふれあいの森、かぶとむしの森、さくらの森とウォーキングモードで歩きましたが、フラットなコースとは言え、なだらかな傾斜はゴールに辿り着く頃には、歳でしょうか?正直やや足腰に不安を覚えたのは否めません。ただ、この環境に身を置き、呼吸をする度に隅々まで染み渡る緑の清涼感は、この場所を歩いてみないと分からない、そして伝わらないと思いました。ですので、是非「金川の森」にてハイキング&ウォーキングを体感しに行かれてみて下さい。日常生活でぼやけていた五感のピントが、少しは合ってくるかもしれませんよぉ、、、。

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