八田家書院の菊

和風の建物に菊の花がよく似合う

菊は昔から日本で愛されてきました。装飾として身近な物に描かれたり、和歌に詠まれたり、この国の文化を彩ってきました。特に和菊は伝統的な日本の様式とよく合います。笛吹市が誇る県指定文化財の八田家書院には、毎年市内の愛好家から菊の鉢が持ち寄られ、庭園の鮮やかな紅葉に色を添えています。天候不順の為、今年は例年よりも鉢の数は少ないそうですが、菊と和風建築の相性の良さを観賞できる貴重な場所となっています。是非一度訪れて、笛吹の秋を満喫して下さい。(取材:さっさ)

書院入り口に菊の鉢が飾られている

駐車場側の門にも秋の気配

日向ぼっこしたくなる気持ちのいい縁側

うっすらと紅葉の始まった庭園内

丸い蕾も愛らしい

格式ある八田家御朱印屋敷の門

隣接する八田御朱印公園の様子

色彩豊かな秋の庭園

公園側から見るとかなり色づいている

紅葉と菊を一緒に楽しんで

利用データ

八田家書院は武田家の蔵奉行八田氏の御朱印屋敷に付属する別棟書院です。一度は織田軍の兵火を受けて焼失しましたが、徳川家康より拝領した用材を用いて再構築されました。屋根は茅葺き入母屋造りです。

◆住所:山梨県笛吹市石和町八田334

◆電話:055-261-6111

◆開館時間:9:00~16:00

◆休館日:月曜日(祭日の場合は翌日)

◆書院内観覧料:200円(大人)※お庭は無料です

◆笛吹市サイト:http://www.city.fuefuki.yamanashi.jp/kanko/shisetsu.php?id=103

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