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- 笛吹市のネイチャーウォッチ!花・野鳥・昆虫・植物の魅力
- 彼岸明けたら
お彼岸が明けたら、朝晩めっきり冷え込むようになりましたね。
肌寒さすら感じます。
モズがやって来て、けたたましく高鳴きしています。
金川の森へ散歩に行くと、ツルボの咲いていた辺りが、きれいに刈り払われていました。
残念ですね。いつもはツルボが出る前に、草刈りは終わっているのですが。
ハッカもきれいに刈られていましたが、脇にはミゾソバが咲いていました。
別名「金平糖草」小さく可愛らしい花を見つめれば、
なるほど言い得て妙ですね。
ヒガンバナはだいぶ草臥れてきていますね。
クズには実が付いています。マメ科だというのが納得です。
秋は野も菊の季節ですね。
その名もアキノノゲシ。そして真冬でも咲いているヤクシソウが咲いていました。
まだ蝉がわずかに鳴いているのが聞こえますね。
コオロギやヤブキリ、スズムシの声がそこら中から聞こえてきます。
姿を見つけることは出来ませんでしたが・・・。
蝶々もコミスジやシジミチョウは、まだ飛んでいますね。
またミスジチョウ…と見送ろうとしたら、羽の筋が少ないのに気づきました。
ここでは珍しいアサマイチモンジです。
ヒメアカタテハもいました。羽を裏側から見ると複雑な模様がきれいです。
あっタマムシが落ちていました。死骸ではありますが。
昔、おばあちゃんが箪笥に、半紙に包んだタマムシを入れていたのを思い出しました。
着物が増えるというおまじないだそうですが、
東大寺正倉院にも玉虫厨子なんていうのが有るくらいですから、
お宝に近いものがあったのでしょうね。
気付けば野鳥の姿も見えやすくなってきました。
桜の葉にも赤い色がポツリポツリと入って、間もなく紅葉も山から下りて来ることでしょう。