中秋
- 2017/10/4
- 笛吹市のネイチャーウォッチ!花・野鳥・昆虫・植物の魅力
- 山野草, 昆虫, 笛吹市, 藤垈の滝
一雨毎に秋が深まって、今年は10月4日が十五夜です。
石和町の河沿いの道路際には、まだツルボが沢山咲いていました。
ツリガネニンジンの花も見えます。
境川の大窪いやしの杜公園では、
ミンミンゼミの苦しげな鳴き声が聞こえていました。
途切れ途切れで断末魔の様です。
ミゾソバが金平糖のような愛らしい花を方方で咲かせています。
脇にはイヌタデや、ハキダメギク。
名前はパッとしませんが、近づいて観ると、これもナカナカどうして趣のある姿形です。
こっちの白っぽいのはサクラタデでしょうか?
細い花といえばミズヒキもまだ咲いています。
そして、こまかい花の代表と言えばキツネノマゴ。
キツリフネとツリフネソウも揃って咲いています。
雨上がりだからキノコも出てました。
毒キノコの代表テングタケとカラカサタケ。
カラカサタケは開くと20〜30センチくらいになります。
ヤブランもすっかり実になっていました。ぁカメムシが付いてる。
落葉がヒラヒラ風に煽られて舞っている・・・と思ったら、
クロコノマチョウでした。
この蝶は本当に枯葉によく似ていますね。
コオロギやヤブキリなどの虫の音が、そこら中から聞こえてきますので、
何とか耳をそばだてて近づき、姿を捉えようとするのですが、
なかなか上手く行きません。が、鳴き声に近づいて行くと決まって・・・
決まってカマキリが居ます。考えることは一緒なのかな?!
そもそもカマキリの耳って何処だろう?調べてみると面白いかもしれません。
鳴き声で餌に近づいているのかな?
栗の毬が落ちていました。実もたくさん溢れています。
実りの秋ですね。