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- 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)
二十四節気の「小雪」になったら雪が降りましたね。
本格的な寒波も相まって、すっかり木の葉を払ってしまいました。
すっかり見通しがよくなりましたから、
今まで気づかなかったものが、観えるようになりました。
どちらも、もう使われていないものですが、蜂の巣は気づかずに近くを通っているケースが侭ありますね。
枝のすき間にツグミの姿も観えます。
シメも来ていました。
藪の中から、ウグイスの地鳴きがします。カワラヒワの姿も見えます。
ホオジロの声がすると思い遠かったけどシャッターを切っておいたらカシラダカでした。
冬本番ですね。シジュウカラ、コゲラ、エナガの群れがやって来ました。
なかでもエナガは警戒心が薄いのか近くに寄ってきます。
とてもべっぴんさんのジョウビタキの雌がやって来ました。
目がクリッとして、とても愛らしいですね。
この寒さで虫たちは観ることが出来ないと思っていましたが、
ツユムシの仲間が幹に張り付いてジッとしていました。
前回観察したクヌギカメムシが産卵してるのも見つけました。
ちょうど二十四節気七十二候の「小雪・朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」にあたります。
北風が落とした枝葉のすき間に、季節が見え隠れしていますね。