台風が通り過ぎて季節が入れ替わるかと思いきや、

なかなかどうして、そう上手くはいかないみたいです。

笛吹市春日居の山間では、頭の上では蝉が鳴いているのに、

足元では秋の虫の音が聞こえている。そんな彼岸の入りです。

真っ赤な炎のようなヒガンバナが咲いている水場では、

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妖しいほどの赤ですね。

秋の色はやはり赤なのでしょうか?

赤とんぼも真っ赤に染まって来ました。

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これはショウジョウトンボかな?!

よく観ることが出来る、赤とんぼ総登場の趣きですが、

一番赤く、それも全身真っ赤なショウジョウトンボはアカネ属ではなく、

よく見るシオカラトンボに近いんだそうです。だから名前にアカネって付いてないんですね。

日当たりの良い場所にはヒナバッタがピョンピョン跳ねています。

あっピンクのバッタがいます。

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ヒナバッタの色素異常個体。突然変異らしいですが…

鮮やかなピンクですね。以前NHKニュースでも取り上げられたことが、あるようです。

私がここで見るのは三年ぶり、二度目です。

珍しいですね。

バッタは他にはお馴染みショウリョウバッタ。そしてクルマバッタモドキが居ました。

アシグロツユムシ見つけました。

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秋の音を奏でる虫達は、声は聞こえども姿はなかなか見つけられませんね。

アゲハチョウが吸水に現れました。ジャノメチョウを見かけましたが、

いずれも羽がボロボロ。こんなところにも秋を感じますね。

見かけない蝶だなっと思ったら、メスグロヒョウモンのメスでした。

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メスグロヒョウモンは名前の通り、

ヒョウモンチョウの仲間で唯一、メスがオスと全く違った姿をしています。

オスは普通にヒョウモンなのに不思議です。

このメスグロヒョウモンも、かなり草臥れている様子。

それぞれに、それぞれの季節の変り目を迎えるのですね。

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