秋の長雨
- 2016/9/23
- 笛吹市のネイチャーウォッチ!花・野鳥・昆虫・植物の魅力
※最後に蜘蛛の画像があります嫌いな方はご注意下さい。
俗に秋の長雨と言いますが、今年は少し勝手が違うようです。
次々とやって来る台風で切れ目なく激しい雨が続いて、
さぞや観光や農業に従事なされる方も、お困りのことと思います。
…以上。更新のなかった言い訳でした。
そんな雨と雨との僅かな間隙を縫って、藤垈の滝を覗いてきました。
増水した川の周りにはツリフネソウが目立っていました。
近づいてみるとミゾソバも咲いています。
ひっそりと白い可憐な花も咲いていました。
漢方薬として有名なゲンノショウコです。
薬があれば毒もありました。毒キノコの代表テングタケですね。
湿ったジメジメとした場所にはミズヒキやノブキが、
開けた場所には、目立ちませんがキツネノマゴやイヌタデも咲いていました。
秋といえば菊と萩ですが…ここで、そんな名前はあんまりだシリーズ!
いつでもどこにでも掃いて捨てるほどあるハキダメギク。
種子がベタベタとくっついて厄介なアレチヌスビトハギ。
両方共よく観れば愛らしい姿をしていますよね。
昆虫は、まだミンミンゼミの声も聞こえましたが、
アレチヌスビトハギの中をフラフラ飛び回る大きな蝶がいました。
クロコノマチョウですね。ダイミョウセセリもいました。
ジョロウグモの巣が至る所にありました。
蜘蛛が多いのは小さな虫たちが多い証拠ですね。
奥に写っている小さな方がオス。堂々としている方がメスです。
皆さんの家庭は如何でしょうか?