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前回、芦川のスズラン群生地でちょっと寂しい想いをしましたので、
もう一度行ってみることにしました。
その前に境川から林道を通って、滝戸山へ寄り道。
登山口にはエゾノタチツボスミレが咲いていました。
幸先良し。っと思ったらオトシブミが居ました。なお良し。
山中はエゾハルゼミが鳴き、ヤマツツジが見頃です。
ツクバネソウやフタリシズカも咲いていました。
ササバギンランは残念ながらツボミ。
この日、盆地では最高気温30℃を越える勢い。
流石に山の上でも汗が流れ落ちます。
涼を求めるように「スズラン群生地」へ移動します。
スズランの状態は開花情報のページを参照いただくとして、
まだイカリソウも残っていました。
マイズルソウはやっと咲き始めましたが、
ササバギンランやクサタチバナはまだ咲いていませんでした。
エゾノタチツボスミレ。ここでは薄紫の花と白花が混生しています。
ベニバナイチヤクソウがありました。
最近はなかなか見かけなかったので、とても貴重なものだと思います。
アサギマダラが一頭、白樺を掠めて飛んで行きました。
追いかけて新道峠まで行ってみましょう。
林道のカーブにラショウモンカズラがたくさん咲いているのが見えました。
ユキザサが咲き出して、ルイヨウボタンやクルマバツクバネソウが咲いていました。
けれど、アサギマダラは見当たりません。
もう一度林道を下りて行くとフアフアと飛ぶ姿が目に入りました。
なにか変な飛び方と思ったら・・・
交尾しながら飛んでいました。これは珍しいものを観せてもらいました。
もう一頭フアフアというよりフラフラと飛んできました。
アサギマダラの好む花が、まだ咲いていないのが気にかかりますが、
長旅をして夏を連れてきたアサギマダラに、まずはご苦労様と言いたいですね。
そういえば、ホトトギスの声が聞こえていました。