二十四節気の白露は、朝晩冷え込んで露を結ぶ時期。
でも、少し陽が射すと、日中は結構暑いですね。
この日も風は秋のそれなのですが、陽射しは真夏の様。
大窪いやしの杜公園では、
雲が切れると、一斉に蝉が鳴き始めます。
その下にはヤブランが今年は今頃花盛り。蝉の脱殻が多数付いています。
珍しく逆さまになった脱殻を見つけました。上手く羽化できたんだろうか?
それとも抜けた後で何かの原因で逆さになったのかな?
さすがに、樹液も出尽くしたようですが、
それでもルリタテハやヤマキマダラヒカゲ、クロヒカゲといった蝶が集まっていました。
しかし皆羽がボロボロです。夏の終焉を思い知りますね。
コクワガタが居ました。しかも2カップル。
子孫繁栄の営みも急ピッチですかね。
ヤブラン以外には、ノブキ、ミズヒキ、ツリフネソウなんかが咲いていました。
おや、蜂がとまっているのは、悪名高きアレチウリ。
特定外来生物なんて昆虫には関係ないのですが、
これが蔓延ると一面アレチウリだけになってしまいますから困りますね。
所を金川の森に移してみれば、
コブシに実がついていました。ハッカの花も咲いています。
樹の幹の狭い隙間には、よくクワガタムシが居ることがあるんですが、
そっと覗いてみてごらん・・・
やっぱり居ました!映っていませんが、全部で4匹のクワガタムシが居ました。
今年の夏は、クワガタムシやカブトムシに、
あまり会えませんでしたから、嬉しいです。
ただし、迂闊に木の隙間や虚を覗き込んではいけませんよ。