6月6日に梅雨入りが発表されました。この日は二十四節気の芒種。
夏の虫達がそろそろお出ましになる頃です。
梅雨入り前日、金川の森に出かけました。
ハンゲショウの葉が白くなっていました。
前回とは別の場所でイチヤクソウを見つけました。
アケビに実が付きアザミが咲いています。
すっかり夏の景色。樹液も出始めました。
クワガタは身体が平べったいので、樹の隙間によく隠れています。
ノゾイて見たら・・・やっぱり居ました。
コクワガタでしょうか?!
そこでクヌギの樹の窪みや樹皮の捲れている場所を丁寧に見て歩きますと、
クワガタが居ました。
謝ってから、木の枝でチョット突いてみましたら、
梅雨入り翌日は晴れ間が広がりましたので、
芦川すずらん群生地へ。
もちろんスズランは終わっているんですが、
いろんな花が咲いてい和ませてくれました。
なかでもクサタチバナが最盛期でした。
エゾハルゼミの大合唱が響いていました。
中には足元から聞こえてくる鳴き声もあり、草を掻き分けてみますと。
エゾハルゼミって不思議と地面に居たりするんですよ。何故ですかね?
実はここでは、お目当てが見つからなかったので、新道峠に上がってみました。
ここではオオバユキザサとカラマツソウが盛。
ギンランやマイヅルソウも咲いていました。
ところがお目当ては見つかりません。
諦めて帰ろうと林道を下っていますと、途中のカーブで出会いました。
そうです。お目当てはアサギマダラでした。
数千キロを旅する蝶として有名ですが、
こんなに頼りげな飛び方でよくやって来てくれたもんだな。と、感心します。
気持ち的には、おかえりっていう感じですね。
夏、おかえり!