
二十四節気の穀雨を迎えました。
文字通り春らしい草花に恵みの雨が降り注ぐ頃です。
暦の上では次の節気は立夏ですから、
晩春と言って良いかもしれません。
そこで春を惜しむべく、声の仏法僧確認の地でもある。
檜峰神社を訪れてみました。
- 青空の下
- 陽に透ける花弁や良し
社殿から神座山(カミクラヤマ)や釈迦ヶ岳へ向かう登山道を
辿っていきますと、カタクリや数種類のスミレを観ることが出来ます。
- アケボノスミレでしょうか!?
- 葉より花が先に出ています。
- エイザンスミレ
- 花の色は様々。
一口にスミレと言っても、花も葉も多種多様で
調べれば調べるほど興味が湧きます。
ヒトリシズカも咲いていました。
- 一人静の漢字がピッタリ
- 落葉を持ち上げる、この生命力
少し季節を遡った感覚です。
神社へ向かう途中の林道脇では、
エンレイソウやハシリドコロ※猛毒注意を見つけました。
- 延齢草は三枚の葉の真ん中に花が付きます。
- ハシリドコロ猛毒注意!です。
ハシリドコロはその名の由来が、
苦しみの余り、もがき走り回るほどの毒だそうですから、手を触れないようにしましょう。
林道の入口は桃の花の観察地域でもいちばん標高が高い
戸倉・十郎地区で、この日はまだ充分に桃の花が楽しめました。
ヤマブキや山桜も一緒に咲いていました。
・・・おまけと言ってはなんですが、
帰りに御坂の花鳥の里スポーツ広場近くの桃畑の脇に毎年咲く
オドリコソウを観て来ました。
桃だけでなく、季節の花に、今年も会えて良かった。