暮れも押し詰まって参りまして、何処も何かと忙しい時となって参りました。

今年一月から始まりました、「笛吹市のネイチャーウオッチ」も

なんとか皆様方のおかげて此処まで続ける事が出来ました。

ありがとうございました。

そこで記事納めとして、春日居町の古刹へ、幸せの青い鳥を探しに行ってみました。

青い鳥はおろか、いつも居るシジュウカラ、エナガにも会えません。

足元にはイノシシの足跡がそこら中に付いています。

ここでは、以前タヌキ、鹿、カモシカ(死骸)を見たこともあります。

県の「熊出没注意」の看板も立っています。

動物たちの生活エリアだと良く自覚しながら歩かないといけないですね。

藪の中からお目当ての鳴き声がしましたので、しばらく待っていましたら

ひょっこり出てきたのはメスのルリビタキでした。

メスは全体に黄緑で

メスは全体に黄緑で

探していたのは全体が鮮やかな青のオスのルリビタキなのですが、

尾羽根の先が青です。

尾羽根の先が青です。

オスはチラリと姿を見せただけで谷の奥に行ってしまいました。

代わりにヒッヒッヒッという声がして現れたのはジョウビタキでした。

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ジョウビタキこちらはオス。

 

諦めきれずに、木立の中の山道に入って見ました。

夏にオオルリに会った場所です。

突然後ろから茶色(に見えた)の鳥が追い越して行いきました。

こんな大胆なのはガビチョウかキジバトだろうと思いましたが、

念の為飛び込んだ木陰を覗いてみますと・・・

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トラフズクだ!ちょっとピンぼけ。

なんとフクロウの仲間トラフズクでした。

なんでこんなに明るい時間帯に、トラフズクが出て来て居るんでしょう?

私もフクロウの仲間を撮影出来たのは初めてです。

思わぬ自然界からの贈り物に感謝です。

けっきょくこの日は二時間近くあるき回りましたが、青い鳥との再会はなりませんでした。

帰りかけると池にカルガモの夫婦がやって来ました。

水面にカモの軌跡が陽の光に輝いてます。

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こんな穏やかで何気ないことが、本当の幸せなのかもしれませんね。

帰路、富士山を撮ろうとしたら、煙が被ってしまいました。

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防霜にしては大きいと思いましたら、やはり火事のようでした。

蛇足ではありますが、

年の暮れ、乾燥してきますから火の元には充分にご注意下さい。

良いお年を。

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