梅雨入り前に、蒸し蒸しとした天気が続いています。
どんよりと曇ってお日様は出てきませんが、歩くと汗がにじみます。
春日居町の長谷寺では卯の花(ウツギ)が盛でした。
日陰のジメジメした場所ににはドクダミやオドリコソウが咲いています。
日陰だからヒカゲチョウの仲間、クロヒカゲが多く飛び回っていました。
日当たりの良い場所にはキチョウや…あれっホソオチョウがいますね。
ホソオチョウは人為的な放蝶により増えて定着してしまったんですね。
蝶には罪はないとはいえ、昔からの里山の景観が変わってしまうことには危惧をおぼえます。
日本中が同じ風景になってしまいますからね。
水場にはオオシオカラトンボが止まっていました。夏らしい色ですね。
さて、そろそろカメムシのシーズンですね。うっかり触らないよう注意しなければ。
蜂や虻の動きも活発になってきました。まぁ余程の事がない限り、心配はないですが、
ちょっかいは出さない方がいいですね。
あまりに蒸し暑いので「もしかしたら」と思いまして、
金川の森の樹液の出る樹を訪ねてみますと・・・
樹皮の隙間にクワガタムシがいました。もう、そんな時期なんですね。
そういえばイチヤクソウはどうなっているかな?
ちょうど良い時期でした。
目立ちませんが、うつむきがちに楚々と咲く花は素敵ですね。
この場所がオオキンケイギク等の派手な外来種に覆われないよう祈ります。
そろそろ梅雨の走りですかね。