- Home
- 笛吹市のネイチャーウォッチ!花・野鳥・昆虫・植物の魅力
- 海の日ですが…
海の日ですが…
- 2017/7/18
- 笛吹市のネイチャーウォッチ!花・野鳥・昆虫・植物の魅力
- 山野草, 昆虫, 笛吹市
7月も半ばを過ぎて、梅雨の最中である事が嘘のような暑さが続いています。
17日は「海の日」でしたが、笛吹市には(と言うか山梨県には)海がありませんので、
他県に行かないのなら、海の日でも山に行くことになりますね。
金川の森では、コバギボウシが咲き初めていました。
ヤブランにも花穂がのぞき、オニユリも咲いていました。
虫密度も一気に上がりました。
周りの樹々の緑も濃く鮮やかですが、アオカナブンの色も負けず劣らずですね。
クワガタムシやカブトムシといったスター昆虫は見かけませんでしたが、
樹液に集まる昆虫もバラエティに富んだ顔ぶれになってきました。
目を引く鮮やかな緑はアカアシオオアオカミキリですね。
やっとゴマダラチョウが姿を見せました。もうオニヤンマが産卵しています。
モンスズメバチという小型のスズメバチがいました。
小さいですが気性が荒いので要注意の蜂です。
雨が少なかったのでこれから活動が活発になるかもしれませんね。
幹の隙間に潜んでいるのはコクワガタでしょうか。
羽がボロボロのヤマキマダラヒカゲが一頭。健気に舞っていました。
ヤブカンゾウは其処此処に道標のように咲き、
白く怪しい毒キノコもボツボツ現れました。
半夏生も、すでに全化粧ですね。
カタツムリだけが、恨めしそうに暑さをやり過ごしていました。
そろそろ夏本番ですね。