やっと本格的な暑さが戻って来たようなので、
雲が多い空模様でしたが、新道峠へ登ってみました。
林道の終点付近では、ヒヨドリバナが咲いて。
多数のアサギマダラが舞っていました。
登山道に入ると涼しい…少し肌寒いくらいです。
盆地ではうだるような暑さですが、ここでは早、秋風が吹いているようです。
レンゲショウマがまだ咲いておりました。
そして地味ですが、カニコウモリやオクモミジハグマ。サラシナショウマはまだ咲き始め。
ミヤマシャジンはツリガネニンジンやソバナによく似ていますね。
アシタカジャコウソウは静岡県と山梨県にしか生えていないそうです。
シュロソウには毒があるそうですよ。
峠に登ったら、フウロソウが咲いていました。カイフウロかな?!
花の赤い筋がハッキリしているのと、葉の先端が尖っているのが特徴だそうです。
お隣の三つ峠で発見されたから、甲斐フウロなんだそうです。
大石峠に向かって歩いていきますと、
次々と色々な花が現れました。
ママコナ、色の濃いものと白っぽいものがありました。
岩に張り付くようにコバギボウシ。
トリカブトは、まだ蕾でした。
そして前回にも増してタマゴタケのオンパレード。
そして何と言っても、この時期はマルバダケブキが目立ちます。
そこへアサギマダラがやって来て・・・
さながらソシアルダンスの趣きが・・・
アサギマダラの飛び方は幻想的ですね。こんな頼りない飛び方で、よく旅が出来るなと感心します。
ギンボシヒョウモンやツマジロウラジャノメも居ました。
ツマジロウラジャノメは最近少なくなってきているらしいですね。
大石峠ではトンボも居ました。アキアカネは一般的な赤とんぼですが、ミヤマアカネは珍しいのではないでしょうか。
帰りしな芦川の渓流を覗いてみましたら、
ミゾソバ、ツリフネソウが咲いていました。
やっと夏らしい夏が来たと思ったのですが、
瞬く間に季節は秋に移ろって行くようです。