朝晩や曇った日、風の強い日は、まだ寒いと感ずるのですが、
散歩しながら、ふと足元を見れば、
目を凝らさないと分からない小さな花が、
健気に枯草や落葉の隙間から顔を覗かせ始めています。
地味で目立たないですが、よく見ると細かく精緻に出来ていると、
感心することしきりです。
夏になるとオレンジの花を咲かせるキツネノカミソリも、
すでに芽吹いていますね。
これで養分を作った後に花芽が出てきます。
モグラの掘った跡が、たくさんありました。地面も温まってきたんでしょうか。
カワラヒワの群れが地面で餌をとっていましたが、
近づくと一斉に舞い上がってしまいました。
近くのハウスの骨組みでは、モズが鋭い目つきで周りを見渡しています。
サンシュユの蕾が、いよいよ膨らんで来ました。
日当たりがよく暖かい駐車場のコブシも膨らみ始めました。
ずっと我慢していた春が、そろそろ一斉に弾ける。
そんな予感がします。