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- 笛吹市のネイチャーウォッチ!花・野鳥・昆虫・植物の魅力
- 残暑お見舞い申し上げます。
暦の上では、すでに秋ですが、まだまだ暑さは厳しく。
また今季は特に大気の状態が不安定なため、
カンカン照りの後に土砂降りの雨が降ることが多く、身体に堪える気候ですね。
山に行くには、少し天気が心配なので、身近な場所への散歩しか出来ませんが、
金川の森にツリガネニンジンやハッカの花が咲いていました。
ハッカはミントとしてお馴染みですね。指で摘むとさわやかな香がします。
キンミズヒキやミズヒキ。ヒヨドリバナもありました。
この季節、つる性植物が旺盛を極め。
河原は中国から来たアレチウリに覆われて無残極まりないですが、
センニンソウ・ボタンヅルやガガイモなどはよく観ると趣がありますね。
センニンソウとボタンヅルは、とても良く似ている上に生えている場所も似ているので、
いつもどちらなのか迷ってしまいます。
葉っぱが違うんですが、花はホントにそっくり。
ガガイモの花はよく観ると細かい毛が沢山ついています。ヒトデみたいですね。
ボタンヅルの撮影をしていたら、セセリ蝶がやって来ました。
他にはミスジチョウが多く飛んでいます。葛の葉の裏にはキタテハいましたよ。
藪の中を覗いたら、ヒカゲチョウがたくさん。雨模様だったので雨宿りでしょうか。
ヒカゲチョウ(ナミヒカゲ)は幼虫が笹や竹類を好むので、笹薮に、こんなにいるんですね。
最近雨が多いので、森の中はキノコだらけ。
ほとんど食用には適さないものですが、色形様々で、
観るだけでも楽しいですね。