ふえふき旬感ネット

朝晩冷え込むようになってきました。

紅葉にはまだ早いですが、樹々の枝葉も透いてきて

鳥達の姿がよく見えるようになりました。

私も毎朝ジョウビタキの声に起こされます。

そこで、そろそろ南アルプスも綺麗ではなかろうかと、

八代ふるさと公園へ出掛けてみました。

桜紅葉の小窓からシジュウカラの声がします。

時々「ゲシ ゲシ ゲシ」と警戒する声をあげますが、

近くに寄っても大丈夫でした。

背後から「ギイ ギイ」という声。

人を気にする素振りもなく、熱心に幹を啄いていました。

ずっと上を見上げていたら、猛禽が一羽飛んでいます。

尾羽根の形でトビではありませんね。

その場では、遠くてわからなかったので帰って画像を確認。

羽の黒い模樣からノスリだと推察します。ノスリが来てるんだ。冷え込むはずです。

他には、セキレイやヒヨドリが居ましたが、よく見るメジロやモズは見かけませんでした。

帰りがけに古墳の斜面の芝生を見に行くと、

期待通り。ヒメアカタテハが居ました。

複雑な模樣の美しい蝶。羽を広げて懸命に身体を温めていましたが、

よく観ればその羽はボロボロです。

来る鳥あれば、去る虫もあって。

季節が移る音が聴こえます。