ふえふき旬感ネット

今季初めて冷え込んだ、10月24日の朝、

「ヒッヒッ」という聞き覚えのある鳴き声で目が覚めました。

窓の外の電線にオレンジ色のお腹の鳥が・・・

そこで翌日になってしまいましたが、金川の森へご挨拶に。

中国東北部から遥か訪れるジョウビタキ。

渡鳥は渡る季節を忘れない。とは言いますが、

今季初の冷え込みに合わせて現れるとは、律儀です。

とは言え、まだ紅葉のそれほど進んでいない金川の森。

枝葉が被って鳥達の姿をとらえるのはまだ難しいですね。

おっと鳥の羽が地面に散らばっています。

容疑者は時折みかけるオオタカでしょうか？此処に住んでる猫かもしれません。

この日は、そのシジュウカラやコゲラ、ヒヨドリ、キジバト、モズの姿を見かけました。

ガビチョウとアカゲラの鳴き声を聞きましたが、姿は確認出来ませんでした。

あれっ「ヴィーヴィー」と聞き覚えのある鼻声みたいな声がします。

この場所よりわずかに標高の高い場所に一年中いるヤマガラですが、

冬になると、この場所まで下りてくるのです。

季節外れの暑い日が続いて、どうなることかと案じていましたら、

自然はちゃんと帳尻を合わせてくるものなのですね。

ついて行けずに狼狽えるのは人間だけなのかもしれませんね。