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6月に入って、今年も梅雨が近づいて来ました。
最高気温30℃を超える日もあって、日差しは真夏のそれに近いのですが、
どうも風が冷たくて、昆虫パトロールに出かけても成果が上がりません。
「金川の森」の樹液の出る木も、スズメバチやカナブンすら見当たりません。
やっと樹の虚からコクワガタを見つけました。
それではと、翌日は「藤垈の滝」へ。
アゲハチョウかと思いきや、蝶ではなく蛾の仲間のアゲハモドキでした。
昼間に活動し、そんなに毒々しいイメージでもないですね。
ヒョウモンチョウも居ました。ミドリヒョウモンかメスグロヒョウモンの雄じゃないかと思います。
ホトトギスとウグイスの声が響き、せせらぎがキラキラ光っているんですが。
では、春日居の「長谷寺」へ行ってみますか。
池では、もうトンボが飛び回っていました。
どちらもシオカラトンボの仲間ですね。
蝶もミスジチョウやらヒカゲチョウの仲間が随分飛んでいました。
こちらも昼に活動するきれいな蛾。
そして、この日も気になったので「金川の森」も周ってみました。
やっとシロテンハナムグリが樹液に頭を突っ込んでいる所を観察。
もう少し湿度が上がってこないと、樹液も出てこないのかもしれません。
金川の森で、もうひとつ気になっていたイチヤクソウ。
今季は、たくさん咲きました。管理の方が下草刈りを上手くしてくださった様です。
ノビルの花も開きました。タツナミソウも咲いています。
梅雨前線が近づくと夏も、もうひとつ深まるかもしれませんね。