連休中ですが、暦の上では夏が訪れました。
境川の「藤垈の滝」は水芭蕉で、おなじみですが、今はシャガの花で埋め尽くされています。
すっかり大きくなった水芭蕉の葉の上や、渓流沿いには、たくさんのカワトンボが飛び交っています。
イチリンソウが咲いていました。
水芭蕉と同じ里芋の仲間セキショウが隠れるように花を付けてます。
美しい囀りが聞こえたので、見上げたらキビタキが歌っていました。
夏を告げる歌声です。
同じ日の「金川の森」では、ミスジチョウやテントウムシを観ることが出来ました。
キジの声がすると思っていましたら、遊歩道からすぐ近くの藪に立っていました。
意外とおっとりしています。
立夏当日は「稲山けやきの森」へ。稲山の山頂まで登ってみました。
ニリンソウがちらほら。まだヒトリシズカも咲いていました。よく観るとツボスミレがたくさん。
登山道にはフデリンドウとアケボノスミレが多く、センボンヤリも小さな花を付けていました。
ここでも美しい夏を告げる歌が聴こえました。
笛吹市の鳥。オオルリでした。
今年の春は来る時は、ゆっくりでしたが、去る時は駆け足ですね。