笛吹市を始め山梨県内では、ひな祭りを旧暦で祝う所が多いようですが、
確かに、桃の花が咲き始める時期に行うほうが、理に適っている気がしますね。
また、境川町の藤垈の滝では、水芭蕉が開き始めて賑わいを見せています。
それについては別項にお譲りするとして、
ここでは、水芭蕉以外の花々についてお伝えしましょう。
水芭蕉のすぐ脇にスミレが顔を出していました。
ニリンソウも咲き始めていました。
少し離れた日当たりの良い石垣には、カキドウシやタチツボスミレ。
垂れ下がっているのは、キブシでしょうか。
その横の鮮やかな蛍光黄色はダンコウバイと思いきやアブラチャンかな。
私にはチョット判別が出来ませんねえ。
ポカポカ陽気に気を良くして、金川の森へも、行ってみました。
やぁ。いつの間にかコブシが満開です。
ここでも、スミレが咲いていました。
ツボスミレかな!?と思いましたが、これもタチツボスミレのシロバナのようです。
シジュウカラが頻りに芦を啄いていました。
茎の中に虫でも入っているのでしょうか!?
虫と言えば、ミツバチも活発に活動し始めましたね。
果実が実るには受粉する虫達が欠かせません。
河原に何処から来たのか、園芸種のムスカリが咲いていました。
そこにもニホンミツバチが熱心に蜜を集めに来ていました。
そうそう。以前重機が乗っていた場所のシロバナタンポポですが、
無事に咲いていました。
どんな花でも観ると気持ちが華やかになるものです。
間もなく、桃や桜が笛吹の春を彩りますね。