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- 笛吹市のネイチャーウォッチ!花・野鳥・昆虫・植物の魅力
- 春はそこまで
暦の上では春となりましたが、まだ冷たい風の吹く日も多く、
笛吹川の河川敷には、春を迎える準備。
黒々とした野焼きの跡が広がっています。
野鳥には、エサが見つけやすい場所を提供し、
日射しが地面まで届いて、新たな芽吹きを促進します。
ハウス桃の花見も始まる時期ですが、
路地では剪定を終えた桃の畑脇に、おなじみホトケノザが咲き始めました。
土手にはナズナ(ぺんぺん草)
脇の水路をふと見ますと、タニシが・・・
隣にはジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)が!
スクミリンゴガイは環境省から重点外来種に指定されています。
食用として輸入されたものが逃げ出し野生化。
水稲や蓮に害をなすことが知られています。夏には毒のある鮮やかなピンクの卵を産みます。
見つけたら駆除するのをオススメしますが、
寄生虫を持っている可能性があるので、ご注意下さい。
河内地区の桃の木には、スズメとおもいきやベニマシコに
小石和地区ではカワセミに会うことが出来ました。
金川の森では辛夷の芽がようやく膨らみ始め、
境川町では路傍に福寿草。
春の息吹、少しは感じられますか?