二十四節気の小満にあたります。
正に、全ての生命が満ち始める時。
すっかり山々の緑が濃くなりました。
水辺では、カワトンボの愛のシーズンがやって来ました。
水辺にはドクダミ、森の中にはイボタノキの花が咲いていました。
ガビチョウが喧しく鳴き、メジロが顔を出しました。
大きさも出身も違うのに、どちらも目の周りが白いのは面白いですね。
コゲラが青空に向かって幹を登って行きます。
イチヤクソウはまだ蕾。タツナミソウがポツンと咲いていました。
あれ、イチヤクソウ咲いているのがありました。
ノビルに花が咲き始め、桑の実が実り始めましたね。
オニノヤガラが突如すっくと立っていました。
足元からヒラヒラと舞い上がった蝶を目で追いかけて
止まった所を撮影。サトキマダラヒカゲでした。
よく似たヤマキマダラヒカゲとその場では全く区別がつきません。
帰宅して画像を見て、やっと同定出来ました。
前の日には、境川の藤垈の滝、大窪いやしの杜公園で
ホトトギスの声を聞きました。
せせらぎの中には…
そして流れの中をよくよく眺めれば、
変わった形の筒のような石が幾つも流れています。
不思議に思って、更に観察していると…
トビケラの幼虫でした。
砂を筒状にして入って身を守っているんですね。
自然には、いろんな生命が、満ちあふれていますね。