凍晴れ
- 2017/12/13
- 笛吹市のネイチャーウォッチ!花・野鳥・昆虫・植物の魅力
- バードウォッチング, 笛吹市, 野鳥, 金川の森
二十四節気の大雪を過ぎたら、急に寒気が入って
凍てつくような風が吹き始めました。
その分空は澄んで綺麗ですね。金川の森で春日居の上空をボンヤリと見上げていますと…
元気なのは、ヒヨドリとカワラヒワ、イカルくらいでしょうか?!
小鳥たちは藪の中に隠れていました。
エナガは比較的元気。
シジュウカラは懸命に枯れた茎の中の餌を探しています。
ウグイスの地鳴きが近づいて来たので、待ち構えていたら、姿を撮る事が出来ました。
ジョウビタキは今季数が少ない気がします。ラニーニャ現象の影響?!…まさかね。
境川の藤垈の滝に行ってみたら、余りの寒さだからでしょうか、
キセキレイにしか会えませんでした。
でも、これだけ近くに来てくれると充分ですけどね。
前日は、それでもまだ少し暖かかったのですが、やはり風は冷たく。
石和町の水路では、アオサギ、ダイサギ、コサギ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、コガモ、オオバン、カワウなどを観察出来ました。
スズメが一斉に飛び立って、桃の枝に止まりました。
一羽一羽は小さいけれど、群れなした時のその羽音の迫力たるや。
笛吹市出身の俳人飯田蛇笏に
「案山子たつれば群雀空にしずまらず」という句がありますが、
厳しい季節だからこそ、空も鳥もこんなに綺麗なんでしょうね。