師走に入って樹々の葉もすっかり落ちてしまいました。
金川の森の遊歩道も、所によっては踝まで埋まってしまう程です。
紅葉は散ってしまいましたが、広葉樹の茶色・黄金色も捨てたものではないと思います。
お陰でバードウォッチングには、良い季節となりました。
イカルが群れて餌を採っています。ツグミも随分と数が増えました。
エナガ、シジュウカラ、カワラヒワといった小鳥も見つけやすくなりました。
枝葉が透いたことでカラスの巣が丸見えになりました。
観察してみると、色とりどりの針金ハンガーが使われています。
花は無くなってしまいましたが、果実が目を楽しませてくれますね。
何と言っても目立つのはツルウメモドキ。
そしてノイバラにヘクソカズラ。
ヒヨドリジョウゴのジョウゴは、泣き上戸、笑い上戸など酔った様子に付けるあのジョウゴ。
群れて啄む様子が、酔っているかのように見えるからだとか。
ヌルデはウルシの仲間ですが、鳥は食べてもかぶれないんですかね?
これはクコですかね?中華料理の食材で薬酒にも出来るとか。
ボタンヅルやヤクシソウが綿毛になっていました。
改めてヤブランの実をよく観たら、実が落ちた後の茎も紫色なんですね。
今更気付きましたが、花と同じ色で綺麗ですね。
こうして新たな季節に向けて、様々な種子が広がっていくんですね。
冬になったばかりなのに、春が待ち遠しくなってしまいますね。