二十四節気の雨水は
「雪が雨に変わり氷が溶けて草木芽吹き始める頃」の意ですが、
暦通りにフキノトウが顔を出しました。
場所は春日居の長谷寺(チョウコクジ)の近くのです。
勿論、撮るだけで採りはしませんでした。
普段はワサワサと茂って見向きもされないハコベですが、
花の少ないこの時期には嬉しいものですね。
よく観るとなかなか小さいのに精緻な創りをしていて感心してしまいます。
隣のどんぐりと比べると大きさがよく分かります。
山茱萸(サンシュユ)の花芽も膨らみ始めました。
別名春黄金花開くのが楽しみです。
フキノトウを見つけた長谷寺では、
キチョウとルリタテハが陽だまりで身体を温めているのに出くわしました。
残念なことに撮り逃してしまいましたが、
その後、金川の森でもキチョウを見つけ、これは撮影。
参道脇にカマキリの卵も発見。
次の節気は啓蟄ですものね。
金川の森の野鳥たちも、活発に活動し始めました。
シジュウカラがあちらこちらで、さえずり始めて、
コゲラやメジロも翔び周っています。
ツグミも地面に下りて走り回って、
餌を探して落葉をひっくり返すようになりました。
風はまだ冷たいのですが、三寒四温を繰り返して、
一雨ごとに本格的な春の足音が近づいて来ていますね。