8月7日は立秋。

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境川の「大窪いやしの杜公園」ではウバユリが咲いていました。

蝉時雨の降る中でヤブラン、ヒキオコシ、ミズヒキも咲き始めて、やっと夏らしくなってきましたね。

飛んでいたのはアカボシゴマダラのみで、これには心中穏やかではありません。

アブラゼミの脱殻、そこら中に付いています。ミンミンゼミとツクツクボウシの鳴き声も聞こえます。

こんなに低い場所で羽化するのもいるんだな。っと感心して見ていましたら、

成虫も居ました…あれ少し様子がおかしいぞ。

どうやら左の羽を抜くのに失敗して、そのまま乾いてくっついてしまったようです。

痛々しい姿ですが、何もしてあげられません。

アブラゼミの幼虫は6年間地中で暮らし、その間にも脱皮を繰り返して、

ようやく地上に出てきたというのに、最後の最後でトラブルにあってしまうとは、

運が悪いとしか言いようがありませんね。

「金川の森」へ移動するとキツネノカミソリが咲いていました。

木立の下にこの花が咲くと、そこだけ灯りがついたようで明るく見えますね。

これは、この辺りでは珍しいノカンゾウ。ヤブカンゾウに比べるとスマートですね。

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あっ林の奥にナツズイセンが出ていました。

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夏水仙と呼ばれていますが、見た通り彼岸花の仲間です。

以前からこの場所に咲いていたのですが、枯葉や枝の捨て場所になって埋まってしまい、3年程姿を見せませんでした。

良かった地面の下でじっと耐えていたんですね。

暦の上では秋になりましたが、これからが夏本番となりそうです。

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