- Home
- 笛吹市のネイチャーウォッチ!花・野鳥・昆虫・植物の魅力
- 夕焼け小焼けで彼岸入り
夕焼け小焼けで彼岸入り
- 2017/9/21
- 笛吹市のネイチャーウォッチ!花・野鳥・昆虫・植物の魅力
- トンボ, 昆虫, 笛吹市, 蝶
台風が通り過ぎて季節が入れ替わるかと思いきや、
なかなかどうして、そう上手くはいかないみたいです。
笛吹市春日居の山間では、頭の上では蝉が鳴いているのに、
足元では秋の虫の音が聞こえている。そんな彼岸の入りです。
真っ赤な炎のようなヒガンバナが咲いている水場では、
秋の色はやはり赤なのでしょうか?
赤とんぼも真っ赤に染まって来ました。
よく観ることが出来る、赤とんぼ総登場の趣きですが、
一番赤く、それも全身真っ赤なショウジョウトンボはアカネ属ではなく、
よく見るシオカラトンボに近いんだそうです。だから名前にアカネって付いてないんですね。
日当たりの良い場所にはヒナバッタがピョンピョン跳ねています。
あっピンクのバッタがいます。
鮮やかなピンクですね。以前NHKニュースでも取り上げられたことが、あるようです。
私がここで見るのは三年ぶり、二度目です。
珍しいですね。
バッタは他にはお馴染みショウリョウバッタ。そしてクルマバッタモドキが居ました。
アシグロツユムシ見つけました。
秋の音を奏でる虫達は、声は聞こえども姿はなかなか見つけられませんね。
アゲハチョウが吸水に現れました。ジャノメチョウを見かけましたが、
いずれも羽がボロボロ。こんなところにも秋を感じますね。
見かけない蝶だなっと思ったら、メスグロヒョウモンのメスでした。
メスグロヒョウモンは名前の通り、
ヒョウモンチョウの仲間で唯一、メスがオスと全く違った姿をしています。
オスは普通にヒョウモンなのに不思議です。
このメスグロヒョウモンも、かなり草臥れている様子。
それぞれに、それぞれの季節の変り目を迎えるのですね。