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夏至過ぎて樹液食堂OPEN
- 2016/6/27
- 笛吹市のネイチャーウォッチ!花・野鳥・昆虫・植物の魅力
- 山野草, 昆虫, 笛吹市
まだ梅雨の最中だというのに、すでに真夏のような暑さですね。
ヤブカンゾウが咲き出し、ネムノキが花を付け華やかです。
アジサイやホタルブクロ、ハンゲショウも彩りを添え、美しいですね。
注意しないと見逃してしまいそうなヒメヤブランの花も見つけました。
カワラサイコが一面に咲き広がっていました。
変わったところでは、外来植物のビロードモウズイカ。
ビロードモウズイカ。観賞用に江戸時代に中国から輸入されて、
野生化してしまったとのことですが、これで観賞用?という疑問と変わった名前が一度聞いたら忘れられません。
すでに幹から盛んに樹液が出ている樹もあって、カナブンが押し合い圧し合い。
まだカブトムシや、クワガタは見かけなかったのですが、ヒカゲチョウも来ています。
もちろん、余り会いたくはありませんが、あの獰猛な奴も…必ずいます。
スズメバチは毎年死亡事故も起こっていて、その件数はクマやヘビなどより多いのです。
その多くはアナフィラキシーショックによるもの。
巣に近づくのは以ての外ですが、樹液に来ているものは不用意に刺激しなければ、まず大丈夫。
自然観察では、出来るだけ白い服装で長袖長ズボンを心がけましょう。
化粧品の匂いに反応することもあるようですので注意しましょう。
夏になると、カブトムシやクワガタムシをおびき寄せるために、
カップ入の餌を置いたままにしたり、ネットや網が捨てられたりしています。
また何匹も採取せず、出来るだけ多くの人が楽しめるよう、
マナーを守り楽しみましょう。