笛吹市のバードウォッチングの三回目は、甲府市との境を流れる平等川の河原で

水辺の鳥を眺めてみましょう。

やはり誰しもが観察したいと思うナンバーワンはカワセミではないでしょうか。

笛吹市内の殆どの川辺りに、カワセミは住んでいます。

カワセミは容姿に似合わず意外としたたかで、

住宅地の護岸の上や排水口の上に止まって小魚を狙っているのをよく見かけます。

ピィーという笛のような声と共に水面の上を滑るように飛ぶ瑠璃色が鮮やかです。

向う岸の石段にいました

平等川。向う岸の石段にいました

上の画像は近々の今年になってから撮影したものですが、厳密にいうと甲府市なので

昨年笛吹市側で撮ったものを載せておきます。

カワウはよく集団で羽を乾かしているところを見かけますが、

近年増えすぎて糞害などのニュースになることもありますね。

ちなみに鵜飼に使われるのはウミウで、カワウは大きさや習性から

鵜飼には向かないようですね。

大きくて目立つのはアオサギです。

ただじっとして餌を待っている時は近づいても気が付かないことがあります。

近所の大きな木の上に集団で巣を作っています。

サギの仲間で普段見かけるのが多いのはコサギですが、

この日は大きくくちばしが長いダイサギがいました。

オオバンは笛吹市の川面で一番よく浮かんでいるツル目クイナ科の水鳥。

赤い目が特徴です。

珍しくカワアイサの番がおりましたよ。

鴨の仲間でも大型の部類。

県内ではもっと大きな河川に居て。ここで見るのは初めてです。

鳥類には珍しくメスのほうが派手ですね。

 

一年中観られるマガモ。緑色の頭がビロードにように輝いてきれいです。

この日は姿が見えなかったカルガモも定住している鳥です。

よく子連れで歩く姿が話題になりますが、

初夏の子育ての季節にまた会えたらいいですね。

 

 

定住している前二種に対して冬に渡って来るのが、コガモヒドリガモですが、

この日は雪のためかコガモは数が少なく、

ヒドリガモは見当たらなかったです。(画像は昨年末撮影)頭の模様が面白いですね。

今回カワセミの他は少し大きめで見つけやすい鳥を集めてみましたが、

次回はどこの水辺にも居る小鳥を紹介します。

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