展覧会 井川淳子展 「ありとしあるものはみな白い」

展覧会 井川淳子展 「ありとしあるものはみな白い」
日時 2016年4月3日(日)~5月1日(日)
開廊日 木・金・土・日
会場 iGallery DC 入場無料 駐車場有
場所 〒406ー0031笛吹市石和町市部789-99(ホテル平成正面)
tel 055-262-0309
 
【展覧会について】作家・井川淳子 コメント
ここ数年撮影していた明け方の海と言葉をモチーフにした写真、この二つを軸とした12点程の展示です。
『まこと願い奉る。なぜ願うかといえば、主はあの子らに全く気付かれなかったかもしれぬし、幼児たちはよく見守ってやらねばならぬからだ。正午の刻はわが身に重くのしかかる。ありとしあるものはみな白い』(マルセル・シュウォッブ「少年十字軍」)
夜明けの一時、海は白く光る。
波、雪、泡、春の蛙。形を変えながら繰り返す季節。
写真もまた、一度きりを繰り返す。
消えた文字、章の終わり。姿を見せずに現れるもの。それは余白か、空白か。
【作品点数】
12点程度
【略歴】
東京生まれ
1990 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
1992 東京藝術大学大学院美術研究科壁画専攻修了
1991年より作品を発表。石によるモザイク、紙の立体作品を経て、2000年より銀塩写真を制作。
個展
1991  ギャラリーQ  (東京)
1993  ギャラリィK  (東京)
1996  淡路町画廊   (東京)
1998  藍画廊     (東京)
2000 「The Point of No Return(帰還不能点)」 藍画廊(東京)
    「The Point of No Return(帰還不能点)」 西瓜糖(東京)
2001  ギャラリー覚  (東京)
2004 「ここよ、今、いつでも(here,now,always)」 藍画廊(東京)
2005 「暗い部屋」  ギャラリー覚(東京)
2008 「アトラス」  ノラや   (東京)
    「アトラス」   TIME & STYLE EXISTENCE(東京)
2010 「バベル」   藍画廊(東京)
2012 「バベルーすべての昼は夜」 HIGURE 17-15 cas(東京)
   「夜ーここよ、今、いつでも」 ギャルリー ワッツ(東京)
2015 「まだその場所にいる黒」 ギャルリー ワッツ(東京)
主なグループ展
1997  「美」と「術」1997     藍画廊 (東京)
2009   キャラバン隊「陣をたため!出発だ!愛と希望とカオスのもとへ!」
キャラバン隊・美術部/plan of Mitonoya    なびす画廊 (東京)  
2013  「窓の表面 スロー アンド テンスアトモスフィア 2013 / 顕在と境界」 
                         フランダースセンター(大阪)・雅景錐(京都)
2014  「ある板前さんの眼」    かんらん舎(東京)

 

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(タイトル)すべての昼は夜 (撮影年) 2014 (マテリアル)ゼラチン・シルバー・プリント (サイズ)サイズ可変  画廊展示作品は 81.5×101.5cm

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(タイトル)アミナダブ・光 (撮影年)2014 (マテリアル)ゼラチン・シルバー・プリント (サイズ)サイズ可変 画廊展示作品は 27.9×35.6cm

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