立春も過ぎて、暦の上では春ですが

笛吹市を渡る風は、まだ冷たく花の便りはまだ遠そうです。

そんな寒い時期から一番に花を咲かせるのは、

何と言ってもですね。

 

早咲きの園芸種ではありますが、この寒い時期には貴重な眺めです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

南アルプス雪の白と白梅の組み合わせ。2月2日撮影。

花を探して歩いていて、カマキリの卵のうを見つけました。

雪が多い年には高い場所に産み付けると言われますが、確かにそうですね。

低い方も蔓草に産んで、その蔓が外れて落ちてきてしまったようです。

そして足元にはささやかな花が顔を出し始めていました。

ホトケノザ(春の七草のホトケノザとは別種)は、これから暖かくなると、

桃やぶどうの下草として、イヤッていう程咲きますが、

雪の重みから開放されて、ようやく咲き始めました。

ヒメオドリコソウも、道端の雑草と軽く見られがちですが

なかなかどうして、よく観ると端整な創りの花ですね。

みさか桃源郷公演では、日当たりの良い南斜面で

オオイヌノフグリが咲いていました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

みさか桃源郷公園で2月6日撮影。

こちらも、何処にでもある、しかも、ありがたくない名前を付けられた花ですが

この寒い時期に、陽だまりの存在を伝えてくれる、

ありがたい存在ではないでしょうか。

関連記事

ももの開花情報 観察MAP

ページ上部へ戻る