10月18日、晴天に恵まれ富士河口湖笛吹フルーツライドが、約400名の参加のもと笛吹市スコレーセンターを発着として開催されました。当日はまだ日が差し込む前から続々と参加者の皆さんは会場駐車場に集まり、ロードバイクの組み立てや整備にと、あちこちで慌ただしく準備をされていました。スタート前に笛吹市倉嶋市長の挨拶があり、午前7時にスタートいたしましたが、400名が一斉にスタートかと思いきや約20名ほどでグルーピングされ、数分おきにスタートして行きました。タイムを競うロードレースではないので、緊迫した空気はありませんでしたが、個々のサイクルジャージなど出で立ちや、ロードバイクの仕様など間近に見ると、見ているだけでワクワクしてきました。そして、参加者全員が無事にこの地点までゴールされることを祈りながら、最後のグループのスタート後、私たちは車で追走いたしました。
スタート直後は1、2キロは平坦でしたが、笛吹川を超え両側にぶどう園に囲まれながら続く道は朝日が眩しい陽のあたる坂道。太陽光線を気にしながらリニア中央新幹線の高架をくぐるあたりから少しずつきつくなり、チャリダーの皆さんのスピードも落ちてきましたが、「坂バカ」チャリダーの皆さんはここぞとばかりに本領発揮、これ位はまだまだ余裕といった感じで涼しい顔で登って行きました。
しかしながら、フルーツライド開催の笛吹市エリアは実はほとんどが坂で(標高差約700m)、しかも河口湖へ抜ける手前の新鳥坂トンネル直前の坂は、地元中学、高校の強歩大会のコースでもあり私も経験していますが、普通に歩いてもかなりきついコースですので、さすがにトンネル入口の峠付近では多くの参加者が自転車を降り、息を整えていました。この先はそれほどの坂はないので、気持ち良く景観も楽しみながら行けたのではないでしょうか。実はこの先の富士河口湖エリアは、取材スタッフの手数の問題(同じ日にラ・フェスタ三レミリア2015の開催)もあり、笛吹市エリアのみとなってしまい写真はありませんが、何卒ご容赦ください。
夕方になり、スコレーセンターゴールにて皆さんを迎えました。ファインダー越しではありましたが、約138キロ走破したチャリダーの充実感漂う満足げな顔を見ることができ、来年は参加者としてレポートをしたいなぁという欲求がふつふつと湧いてきました。気持ちのよい天候に恵まれた富士河口湖笛吹フルーツライド、是非また来年、この大会が開催されますことを願っております。
大会名称:VanaH presents 富士河口湖笛吹フルーツライド
公式ホームページ:http://fruitsride.com
主催:富士河口湖笛吹フルーツライド実行委員会
後援:富士河口湖観光協会、笛吹市観光物産連盟