八田家書院では、ひな祭りに続いて、男の子の健康と大成を願う節句(端午の節句)の「武者飾り展」が始まりました。段飾りには、大鎧や迫力満点の武者飾りが並び、段の周りには鯉のぼりや幟旗などが飾られています。また、金太郎人形や「鄙の会」お手製の「端午の節句つるし飾り」も展示しています。つるし飾りは、1つ1つに意味があります。
例えば「亀(かめ)」。亀は“万年生きる”と伝えられ、長寿と健康にあやかりを願う縁起物です。また、亀の一歩一歩たゆみない努力、そこから生まれる「幸せな人生」への願いが込められています。
「ねずみ、俵ねずみ」大黒さんの使いといわれる「ネズミ」は、金運に恵まれるといわれます。「俵」は五穀豊穣をあらわし、食に困らないようにと願い飾られます。意味を知ると「あ~なるほど!」と思わされ、それが1つ1つ手作りだと思うとまたとても温かい優しい気持ちになります。
日本の伝統行事である節句の再認識や、年配の人には懐かしさを、若い人には新鮮さを感じてもらい世代間の交流のきっかけとなればと思います。たくさんの皆様のご来館をお待ちしています。
■期間 平成29年4月12日(水)~5月8日(月) 午前9時~午後4時
■休館日 毎週火曜日(※期間中は、4/18 4/25 5/2が休館となります)
■場所 八田家書院 (石和町八田334)
■料金 20歳以上200円 20歳未満100円 6歳未満 無料
■主催 鄙の会 ■後援 笛吹市教育委員会
■問合せ先 八田家書院 ☎055-261-6111