6月7日に「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と、気象庁から発表がありましたが、

その後あまり雨が降りませんね。乾燥した状態が続いています。

「藤垈の滝」でも樹液を出している樹が見当たりません。

でも、日当たりの良い場所ではホタルブクロが咲いています。

夏が来たって感じがしますね。ヘビイチゴの実が熟してます。ベンケイソウの仲間のヒメレンゲも咲いていました。

アシナガバチが巣を作っている現場に遭遇しました。

しかしまぁ器用に正確に作るもんですね。感心しました。

他にはお腹の赤いヒナバッタ。綱を締めたようなヨコヅナサシガメを見つけました。

かなり草臥れていますが、コジャノメとベニシジミも。

そろそろ虫達の季節ですね。

見慣れたカワトンボの中にハグロトンボがいました。

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漆黒の羽と碧く輝く胴体が綺麗でした。

「金川の森」では、少しですが樹液の出ている樹がありました。

そこで今季初めてのカナブンが居ましたよ。

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カナブンの右には頭隠してシロテンハナムグリ。下にヨツボシケシキスイも。

ハナムグリは普通に見られるようになってきましたね。

たぶんよく探せばクワガタも隠れているんじゃないかと思います。

こっそりとキマワリが覗いているのも見つけました。

 

樹液が泡立った場所に、アカボシゴマダラがいました。

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春型は赤星がないんだそうです。見分けが難しい。

う〜ん残念。山梨にいるアカボシゴマダラは中国産が人為的に違法に放されたものが繁殖したものと

推定されています。本来居るゴマダラチョウやオオムラサキと幼虫の餌が被るため。

ご遠慮願いたい昆虫のひとつです。

イチヤクソウはまだきれいに咲いておりました。

ひょっとしてギンリョウソウが出ているかと期待したのですが、

このカラカラ天気では無理ですね。

ところが同じ寄生植物のオニノヤガラが出ていました。

急に冷たい風が吹いて雲が出て来たので帰ろうとした、その時。

トンボが追い越して羽を広げたまま止まりました。ヤンマの仲間ですね。

コオニヤンマのようです。オニヤンマと名前にありますが、サナエトンボの仲間ですね。

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サナエトンボ科コオニヤンマ。

ようやく昆虫観察の季節到来。といった処でしょうか?

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