10月に入りましたが、最高気温が30度を超える日もあって、

どんな服装で出掛けていいのか分からなくなってしまいますね。

台風が来るという直前に晴れ間がありましたので、芦川町へ。

新道峠に行こうとしたら、道路工事のため通行止めでした。

御坂方面からなら通れるそうです。

そこで大石峠へ登ることにしました。

駐車場所にはアキノキリンソウや、ナギナタコウジュが。

簡易舗装の林道は滑りやすく注意が必要です。

薄暗い北向き斜面なので殆ど草花は見当たりませんが、

毒キノコのベニテングタケが鮮やかです。

大石峠は快晴とはいきませんでしたが、一面秋の薄原。

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ガマズミでしょうか?色鮮やかです。

ヤマラッキョウの花が咲いていました。

そして花の季節の最後を飾るリンドウが。

マツムシソウが辛うじて姿を留めておりました。フウロソウも一輪。

ウメバチソウも見つけました。ヤマハハコもひっそり残っていました。

尾根道を歩くとオオキンケイギクは終わってしまっていて、

トリカブトは少し花が残っていました。

それにしてもイノシシの掘り返した跡が凄い。

歩き難いことこの上なしです。

大石峠には沢山のシジミチョウを観ることができました。

マムシグサに見送られて下山します。

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真っ赤に熟したマムシグサ。

ザトウムシがゆっくり歩いてきました。私の前でピタリ止まってしばし見つめ合い。

ザトウムシは名前に虫とありますが昆虫ではありません。

姿は蜘蛛のようですが蜘蛛でもありません。

名前の由来は歩いてる様子を観察すれば分かりますよ。

気温が高いためかヤマナメクジもいました。キノコを食べに出てきたのかな。

ふと足元を見れば殆ど虫の息のセンチコガネが。

駐車場所に帰り着くとミドリヒョウモンが迎えてくれました。

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ミドリヒョウモン

よく観れば羽がボロボロです。

蝶は衣更えって訳にはいかないですものね。

確実に秋は深まっています。

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