関東甲信地方に梅雨入り宣言が出されましたね。

おりしも二十四節気の芒種。

金川の森でも草いきれ立ち昇る季節を迎えました。

ハンゲショウ(半夏生)の葉が、すでに白くなっていました。

ツユクサ(露草)の花もぽつりぽつりと咲いています。タツナミソウも見つけました。

ドクダミの花も広がり、オニユリにはムカゴがついて、ホタルブクロには蕾が付きました。

これだけで梅雨らしい季節感が漂ってきます。

日本語は情緒豊かですね。

イチヤクソウも咲いていました。

アザミの花も今が盛り。

そんな林の縁をヒカゲチョウがヒラヒラと舞っています。

他にミスジチョウやルリシジミもよく見かけました。

アオハナムグリもいました。

河原からはオオヨシキリの声が聞こえ、

繁みの中からはガビチョウやコジュケイの喧しい鳴き声がします。

藪の中からエナガが顔を出しました。緑の中からコゲラの幹を叩く音もします。

ノビルがささやかな花を付けていました。

山菜として有名なノビルがこんな綺麗な花を咲かせるんなんて意外ですね。

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花の咲く頃には球根は痩せてしまっているのですが。

夏の序曲といったところでしょうか。

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