夏も近づく八十八夜。

今年は5月1日がそうでした。

言葉通り金川の森では、むせ返るほどのニセアカシアの香に満ちています。

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北アメリカ原産で元々は日本になかった樹木なので、

個人的には好ましくないと思っているのですが、

すっかり山野に定着していますね。

養蜂家の方には貴重な蜜源になっているようです。

蜂以外の昆虫もたくさん集まってきますから、

もう日本の生態系に必要なのかもしれませんね。

水場にはキショウブがあふれ華やか。

その足元にはセリが瑞々しい若葉を広げ、

ツボスミレやムラサキサギゴケが愛らしい花を咲かせています。

鈴のようなアマドコロの花が並んでいる様子も、可愛らしいですね。

クサノオウが絨毯のように広がっている場所がありました。

その向こうにはショカッサイの紫。

顔の周りを小虫が飛び回って鬱陶しいですが、

それも生命満ち溢れる嬉しい季節、初夏到来のサインですね。

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