旬感☆保育・食育レポート

日本一の桃・ぶどうの産地である笛吹市では市内の保育所において地産地消の食材・桃を利用したピーチカレーや季節や年中行事に合わせた正に旬なメニューを提案し食育を展開しています。
そこで旬感ネットでは、食育を中心に市内にある保育所・保育園のイベントに密着取材させていただきレポートにまとめて発信しお伝えしております。

御坂葵保育所 | 園児とおいしいピーチカレー

2013年7月18日UP

桃の皮むきと食べやすい大きさにカット。

献立:ピーチカレー、夏野菜の和え物(ナス・トマト・オクラ)、キウイ

元気いっぱい楽しい給食の時間!!

ピーチカレーおいしかったよ!

桃がたくさん入っていて甘くておいしかった!

おかわりーっ!

 日本一の桃・ぶどうの産地である笛吹市では市内の保育所で、食育の一環として地産地消の食材・桃を利用した給食メニュー「ピーチカレー」が提供されています。
この日は、御坂葵保育所(御坂町)で園児たちが包丁やピーラーを使用して桃の皮を剥いたり、カットするところから給食で食べる様子を取材させていただきました。
皮むきのとき、初めて包丁を握る子もいれば、普段からお手伝いをしていて何度か触ったことがあると答える子もいた。なかには「これをきっかけにおうちでお手伝い毎日する。」と思わず感心してしまう感想も。

 やがて給食の時間となり、「いただきます」の号令と歌が響き、園児たちのたくさんの笑顔を見ることができました。
その理由はもちろん、楽しみにしていたおいしいピーチカレーの登場です。
宝物を見つけたかのようにカレーの中に「桃、入ってたよ!」と嬉しいそうに声を上げ、「甘くておいしい!」「日本一の桃だから、日本一おいしいね。」「じゃあ、その桃を作っているうちのおじいちゃんおばあちゃんは日本一の桃農家ってこと?」といった会話も聞こえてきました。

 全国的に食料自給率の低下が叫ばれている昨今、地産地消を活用した食育の展開は大変意義のあるものだと感じました。
さらに農業後継者問題や耕作放棄地増加といった「明日の農業」とこの場では少々大き過ぎる課題かもしれませんが、園児たちが自分の住んでいる地域でどんな作物が育てられているのかを笛吹市が提案する地産地消と食育を通して少しでも何かを感じ取ってくれれば笛吹市や、ひいては日本の農業文化には明るく開かれるのではないかと感じました。

 

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