“マクロビオティックス”料理教室(9回目)
現在、観光庁の推進する「官民協働した観光地再建・強化事業」として、笛吹市において「マクロビオティックス」を活用した地域振興策の実施が進められています。
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実習で作るレシピについてオリエンテーションを受ける参加者。講師は新潟でマクロビオティック専門の料理教室を開催されている、細貝恵子さん。実習のために、新潟から山梨までお越し下さいました。
本日の実習では、カブのスープ、旬の柿を使ったサラダを2品と、白菜とリンゴの彩りサラダ、キラキラ寒天よせ、ひじき・サツマイモ・ニラの炒めもの、長芋と春菊のかき揚げ、大豆ミートの唐揚げ、玄米ご飯の里芋リゾット、もちきびを使った裏白しいたけ、玄米餅のお雑煮を作ります。
カブや里芋、長芋、しいたけ、白菜、柿など季節の野菜や果物中心のレシピになっているのもマクロビオティックの特徴ですね。特に今の時期、笛吹市では柿がたくさんとれるので、熟してしまった柿をうまくお料理に活かすことができれば地産地消にもつながります。
柿を使ったサラダは、柿とカブの合わせサラダと、グリーンリーフ・金柑・ナッツなどを混ぜたものに完熟柿のドレッシングをかけたサラダの2種類。まずは柿とカブの合わせサラダから作ります。
もう1つのサラダは、カットしたグリーンリーフ、種を取り除いた金柑、炒りナッツなどを合わせ、柿のドレッシングをかけます。柿ドレッシングは、熟した柿にしょうが汁やワインビネガーを加え、ブレンダ―にかけるだけ。あっという間に、ほど良く甘い美味しいドレッシングができ上がります。
次にもちきびを使った裏白しいたけを作ります。炊いておいたもちきびに白ネギなどを合わせたものを、しいたけの傘の裏側に盛り付け、オーブンで焼き上げていきます。
次は里芋のリゾット。圧力鍋で炊いた玄米ご飯に昆布としいたけでとったダシと味噌を加え、中火で煮て行きます。汁がなくなったら、素揚げした里芋と銀杏、茹でてカットしたオクラを加えて混ぜ合わせます。
他のお料理も完成させていきます。
柿と野菜、調味料を合わせてサラダも完成です。
きれいに盛りつけて、すべて完成です。
お皿にきれいに盛り付ければ完成です。
全員でいただきます。
まずカブのスープをひと口。とろとろの舌触りとカブのほのかな甘さが心地良い、優しい味の一品でした。化学調味料などで強めに味付けにされたお料理の後に食べると、ほとんど味を感じないかも知れません。
素材本来の味を楽しむためには、できれば歯と舌をきれいに洗った後で食べた方が良さそうです。
カブと柿のサラダ、柿ドレッシングのサラダ、どちらも柿の甘さが良いアクセントになっていて野菜やハーブ類ともよく合っていました。
玄米餅のお雑煮は、しいたけと昆布でとったダシがベースになっています。ゆずの香りも楽しめてとても美味しいです。玄米餅はプチプチの玄米の食感がそのまま残っていて、食べごたえがあります。なめらかな餅も良いですが、こういう変化のある餅もまた面白いです。
玄米の里芋リゾットは、とても玄米と思えないクリーミーな仕上りでした。味つけはダシと味噌のみですが、十分な味です。中からゴロゴロと出てくる里芋と銀杏が贅沢ですね。少しオクラが入っていることで丁度よい粘り気が出ていて、とても美味しかったです。
もちきびの裏白しいたけは、もちもちの仕上がり。薄味ですが肉厚でジューシーなしいたけともちきびがよく合っています。
中でも大豆ミートのから揚げは女性に大人気でした。から揚げを甘く味付けしたものですが、食事にもおやつにもおつまみにも良い、ということで自宅でも試してみたいということです。
食後にお料理の感想などを話します。率直な意見交換が行われました。
次回以降も毎回異なるレシピでマクロビオティックスの技術を学びます。次のレポートをお楽しみに。
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