すずらんの花

すずらんの開花情報2011

すずらんの開花情報は、芦川源流域に自生する日本すずらん群生地を永年にわたり守り続けてきた故・藤本義晴氏に敬意を表すとともに、「君影草」の別名を持ちひっそりと咲く可憐なすずらんの開花の様子や貴重な生息環境を守り伝える事を目的としています。トイレ・駐車場あり(標高約1300メートル)

2014年の開花状況 2013年の開花状況 2012年の開花状況 2010年の開花状況

開花記録一覧

第1回(5/10)第2回(5/17)第3回(5/20)第4回(5/23)第5回(5/25)第6回(5/27)第7回(5/31)第8回(6/3)第9回(6/6)第10回(6/8)第11回(6/10)第12回(6/14)終了

第6回

取材日:2011年5月27日(午前) 曇り

第6回目の観察日、今日から3日間「第26回すずらんの里祭り」が開催されています。心配されていた天気ですが、雨もあがってくもりとなりました。観察時の気温は13度、少し温かい格好をして丁度よいくらいでした。駐車場には20台ほどの車が駐車され、大型バス5台が駐車されていました。人が150人ほどいたのではないでしょうか?群生地は昨夜の雨により空気がさらに澄んでいました。花の状態は、D地点が見頃だと思います。こちらのすずらんは「にほんすずらん」種のため非常に小ぶりです。そのため、葉に隠れるように咲いています。自分が小さな虫になったようなアングルで、のぞき込むようにしてすずらんの花をご覧ください。 ※期間中、芦川大橋から入っていただき、お帰りの際は若彦トンネル側道方面への一方通行になります。係の誘導に従って下さい。

今日は「すずらんの里祭り」の初日、多くの観光客の方がすずらん群生地へ。

左上:すずらん群生地へ道のりにはすずらんの形をした街灯が設置されています。右上:笛吹市八代町方面から芦川に向かう途中の新鳥坂トンネルにもすずらんが!

午前9時、本部テント前で開会式が行われました。第26回目を迎える「すずらんの里祭り」は3月11日の東日本大震災以降、初めて行われる笛吹市の大きなお祭りです。

式では荻野市長の挨拶もありました。今年から「すずらん群生地案内人」の方が群生地内の山野草をご案内します。

本部では群生地内の山野草が載っているパンフレットや芦川町のパンフレットが設置されています。また今まで携帯電話の電波が入りませんでしたが、昨日よりdocomoの電波が入るようになりました。

北入口から行くと、すずらん荘の売店があります。こちらでは飲み物や野菜・こんにゃくなど、芦川産の物を販売しています。大自然の中で食べるみそおでんは最高ですよ~!

左上:売店を出て数メートルのところにすずらんの群生地があります。右上:山野草でわからないことがあったら、水色のジャンパーを着た「すずらん群生地案内人」に気軽にどうぞ。

左上:では観察を始めます。北入口から入ってすぐのA地点です。右上:こちらの遊歩道は真っ直ぐで平たんな道に位置します。

左上:群生地内には白樺の森が広がっています。右上:葉の裏に隠れるすずらんの花。

A地点は咲いたすずらんが前回よりさらに増えていました。特にA地点からB地点に向かう途中、右側にある細い遊歩道では多くのすずらんが道から顔を出しています。

A地点から60メートル歩いたところにB地点があります。

昨晩の雨によりすずらんの葉には雨の雫が残っていました。

前回では白い蕾のすずらんが多い状態でしたが、B地点でも花が咲き始めました。

左上:B地点からさらに100メートル歩きます。一番傾斜のある遊歩道があるC地点です。右上:標高が一番高いため、まだまだ葉の状態のすずらんが多いです。

左上:葉が巻いた状態のすずらんもまだ見られます。右上:虫が葉の裏で休憩していました。

左上:葉の裏に花芽を発見。右上:場所によっては白くなってきた蕾がありました。

左上:多くの植物が大地の恵みを葉にのせていました。右上:A~B地点ではイカリソウが枯れ始めましたが、C地点は今イカリソウの見頃です。

左上:フジザクラの葉を食べる毛虫。右上:フジザクラの実も大きくなりました。

南入口にあるD地点。笛吹市では長年、貴重な「にほんすずらん」の保護育成や環境整備に努めています。観賞に訪れた方もご一助として「すずらん育成協力費」にご協力をお願いします。

左上:南入口からは新道峠・すずらん峠へ登ることができます。右上:D地点は群生地の中でも一番標高が低く、現在一番花が咲いている地点です。

少し視線をおとしてすずらんの葉の裏を見るようにすると花が見られます。

昨夜の雨の雫がすずらんをさらに美しく演出しています。

群生地から6kmほどのところに、芦川農産物直売所おごっそう家があります。今年はお祭りのある3日間だけ、こんにゃくおでんの無料サービスがあります。

すずらん群生地の帰りにはお立ち寄り下さい。芦川の「おっごそう(甲州弁でごちそうの意)」がお待ちしております。

開花記録一覧

第1回(5/10)第2回(5/17)第3回(5/20)第4回(5/23)第5回(5/25)第6回(5/27)第7回(5/31)第8回(6/3)第9回(6/6)第10回(6/8)第11回(6/10)第12回(6/14)終了

●すずらん群生地に入る前に、必ず下記注意事項をご一読ください。

すずらんは、山梨県の自然記念物に指定されてます。採取や損傷は絶対にしないで下さい。群生地内での飲食や喫煙はご遠慮下さい。 遊歩道以外の場所への立ち入りはご遠慮下さい。ゴミは各自必ずお持ち帰り下さい。 ペットを連れてのご入場はご遠慮下さい。

すずらんの群生地案内板

●すずらんの里祭り 2011年5月27日(金)~5月29日(日)

山梨県の自然記念物にも指定されているすずらん群生地で、今年も「すずらんの里祭り」が行われます。まつり期間中は様々なイベントが行われ、上芦川から群生地までの無料送迎バスが運行されます。

詳細情報はこちら(笛吹市のサイト)

●芦川町について

このすずらん群生地は芦川町のシンボルになっていますが、芦川町はすずらんだけでなく、古民家集落や石垣の段々畑、山間を流れる渓流など、豊かな自然に溢れた素晴らしい山村です。訪れる人の心や体を癒やしてくれる、日本の原風景を感じさせる芦川町へお越しいただき、ネットでは伝えきれない芦川の素晴らしさをぜひ体感してみてください。

芦川エリアガイドはこちら

懐かしい日本の原風景

●新道峠ライブカメラ

芦川町新道峠に設置されたライブカメラから、毎朝30分毎に峠から見える富士山の画像が更新されます。浮世絵を見るような美しい富士の姿は毎日毎日ひとつとして同じものはありません。朝焼けの富士、鏡のような湖面、虹色に輝く雲海・・・春夏秋冬、様々な顔の富士山を楽しめます。

富士山ライブカメラ

新道峠ライブカメラからの富士山

●新道峠からの大パノラマ

新道峠はすずらん群生地から車で15分ほど林道を走り、数分登れば峠に到着です。富士山や南アルプスの素晴らしい眺望を気軽に楽しめるロケーションです。ライブカメラの設置ポイントはもう少し登りますが、ここからの眺めも絶景です。ぜひすずらんの花と共に、お楽しみください。

富士山と南アルプスの眺望

のんびりとローカルバスで芦川町へ

ローカルバス時刻表

えきから時刻表 >>JR中央線

ハイウェイバスドットコム >>新宿~甲府線

中央道御坂バス停からローカル路線バス停への行き方 >>マップ

ドラぷら >>トップページ


より大きな地図で 芦川のすずらん観察地 を表示

2014年の開花情報

2013年の開花情報

2012年の開花情報

2010年の開花情報

2009年以前の開花情報

 

ページトップへ

〒406-0834 山梨県笛吹市八代町岡513-5 Tel.055-287-8851 Fax.055-287-8852
Copyright 2009-2012 Fuefuki-syunkan.net. All Rights Reserved.