キラリ☆伝統の技 「中島糀味噌」

糀の花、満開☆

取材日2009年11月15日 晴れ

ひさびさの晴天◎気温も高く汗ばむ陽気。お日様も新糀をお祝いしてるよう。うまく発酵できたかな?初めてお目にかかる糀に期待でイッパイ v(*^_^*)v さっ今日も元気に行ってみよ~♪

ムロを開け、ねている糀をそっと起こします。厳しい目で花のつき方(発酵具合)を確かめています。ムロの中でもフネの位置によって微妙に花のつき方に違いが出るので発酵が足りないものは、もうしばらくねかせておきます。

見て♪見て☆こんなにキレイに花がついたの (*^_^*)♪ スゴ~イ◎やっぱり糀は生きている!! あぁ…なんだかやたらうれしいんだけど…オメデトウ (^^)/ もう私の中では既に味噌作りは成功したコトになってます。チョット、かなり気が早すぎでしょ (^^;)

ムロから出したフネを一枚づつ衝撃をあたえフネと糀を離します。フネのカタチが壊れないように… (^^;) 意外と難しい。この作業を怠るとフネに糀がくっついて使いずらくなってしまうから…手作りならではの、ご主人の配慮が感じられる瞬間でした (^^)v

できあがった糀はまだ発酵が続いています。温度によって発酵が進むので熱がこもらないようハスに重ねて保存します。

取材日2009年11月17日 雨

今日、米糀も出来上がりました。行程は麦と同じですが、湿度が足りないと乾いて固くなり花がつきずらくなるので、ねかせる時に布を濡らしてからフネを覆います。

上手に花がつきました (^^)v 麦よりも真っ白☆ふかふか◎キレイ☆出来たてのホヤホヤ♪まだ温かいです。米は元の色が白いので…ホントにキレイ☆早速、味噌作りをするお客さまがみえました。

【取材後記】

糀作りの一連の作業はコレにて終了です。ひと昔前、炭の掘りごたつがあった頃は、家庭で糀を作っていたと聞いたことがあります。機械で大量生産ができる現代でも一粒一粒に愛情を込め、ご自分の手で確かめながらの糀作りをされている。ご家族だけでこだわりの手作りをしていらっしゃる現場を連日、通わせていただきながら直接、見て、聞いて、触らせていただけたコトをとても感謝しています。初日の13日には奥様が毎年恒例だというお赤飯を蒸かしたり、お庭や店の中にも見つけられた、日本の文化や伝統を大切にする心やご主人の生きる姿勢が伝わってくるような…苦労して[道]を求める価値観に感動しました m(_ _)m 取材前から「中島糀味噌」の隠れファンでしたが取材をさせていただいて虜になりました (*^_^*) 本当にありがとうございました。次は味噌作りに挑戦。すッごい楽しみです (^▽^)♪ (取材:papico)

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